4月29日 祝日
散歩がてら図書館に予約本を取りに行く
・・はずだったが、
半分くらい歩いたところで、
図書カードが入れてあるスマホを忘れてきたことに気がついた
あー残念⤵ 小1時間散歩だけして帰ってきた
写真も撮れなかったので以前(4.20)の。
モッコウバラ
FBより。
・・私も知りたかったことなのでシェア。
「アドレナリンとコルチゾールの違いってなんですか?」
・・・・そもそも アドレナリンやコルチゾールって、耳にしたことはあるけれど どういうホルモンなんだろう?って その関係性なども あまりよく知らない方の方が多いんだよね。
副腎皮質がーとか 副腎髄質がーとか なんだか難しいけど臓器の名前ですかね?? というのが普通の人の反応ですよねぇ
あらためて・・・
『ストレスは万病のもと』とはよく言ったもので、これだけあれこれ45年以上学びを掘り下げて、行き着いた健康のためのテーマも『ストレス』でした。
社会的ストレスだとか 精神的ストレスだとか 仕分けして学んだ方も多いはず。
「ストレスが自分のキャパを越えると、交感神経が優位になって、病気になる」というシナリオは 1999年に安保徹先生が 免疫革命という著書でも詳しく理論づけられておりましたね。衝撃でしたよね・・・それからまた様々なことが明解になって理論はまた発展しましたが
ストレスは 生命体の最大の敵です。はい
そのストレスを緩和すべく、言い換えれば
そのストレスに対応し、ストレス解除をするために 私たちの体は効率的に仕事をしますわ。
なぜなら ストレスはエネルギー消耗が激しいからです。
人がそれぞれに持っているエネルギー量は限られていますからねぇ
そのエネルギーをいかにうまく体内のたくさんの仕事に振り分けるかが、日常生活で使うエネルギーを温存するためにも重要だということですね。
だからこそ、ストレスが!っと感じると ストレス対応のホルモン(神経伝達物質)がでます。
とくにエネルギーをどう振り分けるかが大事なのですが
最初のスタートが アドレナリン(ノルアドレナリン)です。
※上記は別サイトより
糖をつかってエネルギーを補充します。なんと言ったって ブドウ糖はすごーく小さな分子なので、分解代謝、みたいなエネルギー消費する仕事をする必要もなく、すぐに補充ができるからね。
だから、そこで血糖値が上昇するのは当たり前ですね。「エネルギー補充しまーす」と信号が出て、了解っ!っと体にある貯蔵庫からブドウ糖が引き出されてくるってだけのことです。
まぁ・・ここで ブドウ糖がうまく使われない人が現代人には多いので問題になっていますねぇ。
細胞にブドウ糖がうまく取り込まれないのは インシュリンの問題があるからではありません。そこは、よく勉強してみてほしい。もちろん、インシュリンの問題も大元の膵臓の機能がなぜうまく働いていないのか?を考察しなくてはでしょ。
ブドウ糖がなぜうまく使われないのか?は、そもそも邪魔する存在があるからですが、それは今日はさておき、
ブドウ糖が使われないからエネルギー補充がうまくいかず、ストレス対応のエネルギー補充も成功していないっ、となると・・・・
体は、アドレナリンの次の作戦を実行します。それがコルチゾールというホルモンの発動です。
今度は 脂質とタンパク質を使って、そこから糖にうまく変換させて
糖のエネルギー生産を試みますわ。ここポイント!
脂質とタンパク質からも、まずは糖を作りますよー
なぜかというと、糖しかうまく使いこなせない大事な臓器もあるからです。特に知能の働きと赤血球は糖でなくちゃでしょ。
糖が足りないと、頭はうまく働かない、心もうまく働かない、細胞への酸素補充もうまくいかないからエネルギー生産も解糖系(エネルギーが少ししか作れない)に頼るしかなくなってエネルギー補充はいまいち。
ストレス対応どころか、って話ですね。
なので、今度は脂質をメインにしたエネルギーの生産に切り替えて、コルチゾールというホルモンで体のなかの脂肪や筋肉組織やコラーゲンを溶かしていきます。材料調達しないとね。
まずはここまで。。。どうでしょうか。
アドレナリン: 糖を使ってエネルギーを補充
コルチゾール: 脂質とタンパク質をつかって糖にしたりエネルギー生産を助ける。
あくまでも順番があることを まずは覚えておきましょう。
今日の掲題「アドレナリンとコルチゾールの違いってなんですか?」の答えは・・・
先に発動する方がアドレナリン。コルチゾールは その補助です。
そして、エネルギーをつくるときの材料を、体にもっとも負担がかからないように分担させています。
いやぁーこれが、まずは基盤でして・・・
ストレスに絡めて紐解くと・・・ここから全ての体内の仕事へとつながっていきます。
もちろん、病の発生もこのベースからです。
―――転載終わり―――
コメより
とても分かりやすくありがとうございます
身体の取説の講座の時に、糖じゃないとエネルギーとして使えないというのを伺って、とても納得したのを思い出しました。身体は賢いですね。
暑かった日、公園で