前回は身近な家族の望診を試しにやってみたが、今度は自分のを簡単に。

 

鏡を見て気になる所はいろいろあるが、

たとえば右側こめかみのシミ⇒消化力が落ちてるサイン

 

 

本の最後にこれが付いていたので、

QRコードからアクセスして、簡易診断&処方箋を受け取る。

 

まずは、下にある簡易診断(※省略)をチェックして、

当てはまる項目が一番多い臓器サインのURLをクリックして頂きます。

 

A~Eの臓器別チェックで、当てはまる項目が一番多かったのが、

[臓器]だった。やはり『脾臓・膵臓』だった。

 

―そしてメールが届く―

 

1.アストロ望診簡易診断&処方箋【臓器Cタイプ】

 

2.

中でも、東洋医学的には膵臓の働きが主と考えます。

 

東洋医学では、この膵臓の働きには、“受け入れる力”と“変換させる力”を持つと考えています。

*食べ物を受け入れる

*食べ物を栄養素へと分解してエネルギー源や、体を構成する材料へと変換する


現代医学的には、血糖値をコントロールしたり、膵液という消化液を分泌する働きとなっていますが、ちょっと似ているようで、ちょっと違いもあります。

膵臓は、食べ物と栄養素の間の変化を扱う場所なのです。


変化・変容がテーマになる臓器なので、とてもエネルギーが必要になります。

人間のエネルギー源として最優先に必要なのは「糖」です。


血液中の糖の量をコントロールするホルモンを分泌するという膵臓の働きは、

消化のエネルギー源として、糖が欲しい!という膵臓の思いなのかもしれません。


実際、東洋医学で、膵臓を労わる味は、“甘味”です。

それは、膵臓が糖を必要としていることが窺えます。

もちろん、この場合の糖は、天然由来・加工度が低いものです。


簡単に言えば、果物や野菜の甘味、穀物(お米など)を噛みしめた時の甘味、精製されていない蜂蜜や黒糖などの甘味です。

(蜂蜜は、加熱されたり、シロップでかさ増しされているものなど、間違っても天然と言えないものが多すぎますので、ご注意ください)


精製されている白砂糖や、化学的に作られている人工甘味料やブドウ糖果糖液糖など、

また、スィーツとして加工されている甘いものなどは、膵臓が好む甘味ではありません。


そして、この変換する力によって、膵臓では、人体を構成する「氣」「血」「水」が作られると考えています。

人体に必要なモノは、膵臓で作られていると捉えられているのです。

なので、エネルギー(氣)不足や貧血、皮膚や粘膜の乾燥、関節痛などは、

「氣」「血」「水」の不足ですから、膵臓の不調と見る事ができます。


食べても太れない、やる氣が出ない、疲れやすい、貧血で頭がくらくらする、お肌の乾燥が氣になる、関節痛がつらい・・・

このような症状に悩まされている方は、まずは食べ物を栄養素へと変換できない状態かもしれません。

 

3.今日は、膵臓が弱る原因についてお話ししましょう。
まずは、膵臓の働きに、三大栄養素の消化液である『膵液』の分泌がありました。

そもそも、炭水化物の消化液は唾液、タンパク質の消化液は胃液になっています。

なので、膵液じゃなくても、炭水化物やタンパク質は消化を進められるのです。


しかし、しっかり噛まないために唾液と絡まず、分解されていない炭水化物が入ってきたり、

胃液の分泌が少なかったり、胃液の酸度が低くてタンパク質の分解が上手く進まない状態の場合

膵液の力で、さらに分解を促すことが必要になります。


ということは、よく噛んでいないとか、胃液の分泌が少なくなるような緊張状態だったり、

はたまた、食事中の水分摂取量が多くて胃液が薄まっているような状態だと、

その先の、膵液を分泌する膵臓への負担が大きくなるということなんですね。


そして、最も大事なポイントは、三大栄養素の内、脂質の消化液は膵液しかないということ

(肝臓で分泌される胆汁は、あくまで脂質が分解されやすくなるように乳化するだけ)


ということは、揚げ物や炒め物など油を使った料理が増えれば、

膵液をたくさん分泌する必要があるため、膵臓が疲弊してしまうのです。


膵臓を弱らせる原因は、油です!!

 

〇〇様も揚げ物を食べ過ぎたら、胃もたれするとか胸がムカムカすると言った経験はありませんか?

油は、消化するのに一番時間もかかるので、消化器への負担が大きいのです。


次に、血糖値を調整するホルモンを分泌するのも膵臓の働きでした。

特に、血糖値を下げる(血液中の糖を細胞へと送る)ホルモンであるインスリンは、

膵臓でしか分泌されません!!

(逆に、血糖値の上昇を促すホルモンは、膵臓から分泌されるグルカゴン以外にもいろいろあります)

ここで、「糖を摂り過ぎると、インスリンの需要が高まることで、膵臓に負担がかかる」と考えて、

糖尿病の対策に糖質制限を促しているのが、現代医学の見方です。
 

枝葉に対する対症療法であることがわかります。

しかし、インスリンの分泌が低下する原因は、実は糖の過剰ではないのです。


原因は、油です。


特に、酸化しやすいオメガ6系、オメガ3系(総称して多価不飽和脂肪酸)は、

血液中の糖が、細胞へと送り込まれていくのをブロックします。

つまり、インスリンを分泌しても、うまく血糖値が下がらない状態を作り出します。

ということは、膵臓を弱らせる原因は、油の摂り過ぎです!!


油の摂り過ぎが原因で、血液中の糖が上手く細胞へと入っていかずに余ってしまい、

糖尿病という病氣へとつながっていきます。

現在、糖尿病の人は、予備軍と呼ばれる人も含めて非常に増加しています。

それは、戦後の日本に揚げ物や炒め物などの油を使う料理が増えてきたことや、

健康に良かれと思って糖質制限をするような人が増えた事によるものです。


東洋医学では、膵臓を労わる味覚は「甘味」です。

日本人に限らず、世界中で主食として食べられているのは、穀物や芋類などの炭水化物です。

炭水化物が分解されると、ブドウ糖になり、これが健全なエネルギーの材料になります。


糖質制限をするということは、健全なエネルギーが入って来ないことになるので、

病氣しやすくなっていくのです。


まずは、油を控えることを第一優先で行ってください。

 

お浸しや、煮物、蒸し物、グリルなど、料理方法はいくらでもあります!

油を使っていない料理は、保存にも適していますので、作り置きしておいてもいいんです。

 

4.以下はこれから届く予定

 

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1通目は、今、弱っている臓器はコレ!

2通目は、その臓器の東洋医学的な働きはコレ!

3通目は、その臓器が弱る原因はコレ!

4通目は、その臓器に溜め込んでいる感情

5通目は、その臓器を労わるエレメント別食材やハーブ

6通目は、その臓器を労わるエレメント別生活習慣

7通目は、その臓器を労わるエレメント別考え方

 

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4.26