若き頃 幼稚園に勤めていました。
短大を卒業して 初めて受け持ったクラスは
4歳児のクラスでした。
その中に カズくん〈仮名〉という男の子がいました。
彼は 一瞬たりとも じっとしていなくて
高いところにキケンも顧みず どんどん登って行ってしまって
お話ししようとしても 目を合わせてくれなくて・・・
カズくんを みながら他の子供たちも もちろん見て行かなくてはならず
新任の私は 随分と苦労しました。
学生時代の臨床心理の先生に 彼との向かい合い方について
随分相談もし・指導をうけました。
その先生は そのたびに私に言いました。
『彼は あなたを教師として成長させるために現れた天使よ。』
一年後 未熟な私にとっては大変なカズくんだったけど
彼は間違いなく 大切な大切な カワイイ天使になっていました。
カズくんとの出会いは いっけん試練のように思えましたが
実は、私にとって成長への道でありました。
みなさまにコメントを寄せていただいた次男ですが 今日は学校に行きました。
彼にとっては 大きな大きな試練です。試練と言うには あまりに辛いものです。
けれど一年後 あんなことがあったねと親子でいえるように。
そして次男が、人の心を傷つけること傷つけられることを学んで成長できるように。
・・・そうなるように今は ただただ願って。
次男を、おもいっきり抱きしめて 明日も学校に送り出そうと思ってます。
次男の担任は 今年、晴れて教員になった新任の先生なのです。
彼女もまた 金曜日に私が学校に伺うと
自分の力不足と 次男の気持ちを思いやるがあまりに ポロポロ泣いていました。
彼女にとっても担任として初めての試練なのかもしれません。
心の折れた次男の顔と ポロポロ泣いている先生の顔。
並んだ二人をみて 頭がクラクラする思いでしたが
一年後 先生にとって次男が天使になっていますように。
・・・と願ってます。
金曜日、先生はクラスで話したそうです。
『○○君〈次男〉にしていることはいじめと同じです。』
『先生は そういう人と闘います。』
お陰で 今日は何事もなかったようです。
まだまだ 心配は続くのでしょうが
絶対に 守り支えようと・・・。
皆さんの あたたかいコメントに支えられた母でした。
コメントを戴いたみなさま 本当にありがとうございました。