「人間万事 塞翁が馬」
中国の故事で、昔、
中国の北辺の塞のそばに住んでいた老人の馬が胡(こ)の地に逃げたが、
数か月後、胡の駿馬(しゆんめ)を連れて帰ってきた。
その老人の子がその馬に乗り落馬して足を折ったが、
おかげで兵役を免れて命が助かったというお話です。
人間なにが幸 か 不幸か分からない
今、不幸だと思うことが 明日になったら 幸に なることがある
逆の 場合もある という お話です。
みなさんも 同じように感じたこと あったんじゃないでしょうか?
よく、自分は、ついてないな...
って思った出来事に遭遇する経験ありますよね~
でも、後々考えると、
そのことが 逆にラッキーだった ってことになる場合があるんです。
人は、生まれて 確かに環境に 左右されるということもあります。
生まれもって お金持ちの家庭に生まれる人
逆に 貧乏に生まれてしまう人
でも、必ずしも お金持ちの家庭に生まれる人が 幸せと言えるでしょうか?
確かに、何不自由なく、生活は出来ていて、
他人はうらやましいと思うかもしれません。
でも、当人は、今まで苦労した経験がないので、自分が何が幸せなのか?
が 分からないまま 日々を過ごすことになるのです。
そして、もし、突然 裕福だった家庭が、
何かの事情で、窮地に立たされることになったら...
何も苦労しないまま 生活していたので、
生き抜く術を 分からないまま路頭に迷ってしまうのです。
それよりも 貧乏を経験して、苦労を経験して、
その時に経験した生き抜くための術を身につけていたら、
人は、きっと強くなれて、そして 小さな幸せも
しみじみ感じられる心の豊かな人になれると思うのです。
自分が不幸、運が悪いって思ってしまったら それまで、
前向きに 明るく 生きていく 強い精神力や、
気持ちの切り替えができるそんな強くて心の広い人になりたいものですね。