借金が止まらない男 その10 | 主婦のともみ~家計・節約・便利帳~

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兄が刑務所出所して、数日後 担当の弁護士さんから


「お兄さんから、後見人の件、取り消して欲しいと要望がありましたけど...


妹さんも了解しているとおっしゃってましたけど... そんなことないですよね」


と ご連絡をいただきました。


ともみが、そんなことないので継続してくださいと言ったら


「お兄さんって、嘘つきですね」とポツリと弁護士さんがおっしゃられました。


少しは、刑務所に入って改心したのかと思ったら...  


                               相変わらずな兄でした。




そして...  裁判所に書類を提出してから、約1ヵ月半後


弁護士事務所から 兄が後見人が外され、


        今回担当していただいた弁護士の方が、


      新たに、母の後見人になることが決まったという通知が届きました。


もう、兄には、母の財産は好きにできなくなるという、安心した気持ちと


やはり、正直兄を追い込んでしまったっていう罪悪感もあり、複雑でした。



でも、兄から母の財産を切り離さなければ、一旦借金がチャラになったとしても


また、きっと 借金を繰り返してしまったことでしょう...  


ともみ としては、もちろん自分の家庭を守るためではあったのですが


これからの兄の為だと思い、かなり苦しく厳しかったことですが、


兄から母の財産から手を引いてもらうようにしました。



兄は、後見人を外され、


母名義の自宅は売却に出されているので、去年の1月に家を出ました。


去年の1月に引越し先の住所のメールが届きました。


それ以来、ともみからも 兄からも 特に何のやりとりもありません。


  


祖母にせっかく、母の借金を肩代わりしてくれて、守ってくれた自宅


結局、売ることになってしまいました。


あまり、ともみは、後を振り返ることは、好きではないのですが


でも、ふと、もし、あの時...


母の借金を祖母の財産で肩代わりしてもらわずに、


母の財産、自宅を売っていたら...  


                      どうだったんだろうって思ったりもします。


兄の人生も少しは、もっと違ったものになっていたのかもしれない...と


母の財産を当てにすることもなく、


                もっと自分の力で生活していたかもしれないです。


今までの兄は、自分の足元を見ずに、


自分の器を見ようとせずに、生きてしまったように思います。


これからは、地に足をつけて、今度こそ自分の足で歩いて欲しいと思います。



自因自果= 自分の行いは自分に帰ってくる 


                    この言葉の意味をしみじみと感じました。


人は、一時的に 責任や困難を回避したとしても 


              また 時を経て 再び その問題にぶち当たるものです。


誰でも自分に降りかかる困難は、 逃げたくなることですけど、


                                 逃げてばかりいたら...


今度はもっと大きな壁となって立ちはだかるものだと、


                           今回のことで思い知らされました。


ともみも 今回のことは、違法と分かっていながらも 


          自分の後ろめたさから承認のサインをしてしまい


                  それによって、困難が降りかかってしまいました。


元凶は、兄のお金のだらしなさだったのですが、


                 やはり ともみの甘さもあったのだと反省しました。


とても 辛い経験でしたが...  


なかなか通常ではできない経験もさせていただいたと思っています。


みなさんも この記事を読んで 


              少しでも人生について考えていただけたら、幸いです。



『借金が止まらない男』 その10 まで 


          長文にも関わらず、読んでいただきありがとうございました。