この夏1番の思い出 ブログネタ:この夏1番の思い出 

この夏一番の思い出 夏の暑い日

鎮守の森での熱く甘い思い出、、

旅立つ日、彼は空港まで送ってくれた

「いいよ そんなの 悪いから」

躊躇する私の言葉は 

結局なかったことに なったようだった

セミの鳴き声が

アブラゼミからミンミンゼミに変わる頃

真昼の風はまだ熱を孕んで、、、


スーツケースを引っ張りながら 

ふと人のいなくなった小さな小道

うっそうとした木々に囲まれた鎮守の森

とも、、

ふいに呼びかけられて振り向く唇に

彼の唇が重なった、、

突然の出来事に 何が起こったかわからないまま

気がついたときには

胸元のボタンが少し開いていた

木漏れ日の下で 

白い双丘があらわになっていた、、

「だ、だめ、、」 

弱々しい拒絶は

唇で閉ざされ

何もわからないまま

熱い吐息は 全身を駆け巡っていた、、

軽く全身がしびれ、

時が再び動き出したとき 

セミの声が再び大きく響きはじめた、、

「もう、、」 

上目遣いで 睨むけれど、

はにかむ笑顔に また唇を奪われた

爽やかな風が 

汗ばむうなじをなでていった

夏の暑い日、 秋の気配を感じつつ、、、