ステータスに細胞診
ミクロの視点
膜の膜の中に
つまり生物の中に
プライドの塊
それが人という生物
その塊は
生きる事に
不要なモノだ
生物として
生きてはいないのだ
そんな
不条理の浄瑠璃


訳のわからない
息詰まりも
形の無い悪意も
全ては
不要なモノの所為で
人が人という
生物として
生きていた頃から
見れば
それは本当に
美しく無いのだ
醜い生物では無い
何かになるんだ
そんな
不条理の浄瑠璃


顔も体も忘れて
神様に祈る
意識のある肉の塊
それが人で
それが人間で
何を足しても
正しくは動かない
何かを引いても
正しくは動かない
どうしようもない
この進化
そんな
不条理の浄瑠璃


燃え散らすのは
命と呼ばれるモノ
人のコア部分
それにぶら下がるのは
雑食この上ない
肉の稼動部分
どんなに地球が回っても
人はこれ以上変化しない
人は次に
劣化という進化をする
どう足掻こうと
変わらない
これは確定事項だ
そんな
不条理の浄瑠璃