曖昧な夢を見て
ぼやっとした幸せが
欲しくて
ジタバタした時間に
明確な光明を
明確な定義を
作らなければ
骸骨とただの肉の塊
おびただしい
ドブとヘドロのスライム

土の下に埋もれたまま
地上を見ずに
死んでいる蝉の幼虫のように
抑え込まれている
日常
抑え込んでいる
日常
何の為に?
上手くいかない

一文の重さ
一言の重さ
どうしても
今 出さなければ
自我を保てない
それを抑え込んでいる
今日を捨てて
明日をむかえて
楽しかった事を忘れて
考えた事を否定して
現状維持しながら
殴る蹴る
心だけボロボロで
上手く笑えない

行き着く先は
何もしたくない
意地はって維持する
現在通行止め
時間の流れだけ
綺麗な河みたいだった

変化を嫌悪したら
何も考えなくなった
いつも通り
何が悪いか わからない
何かがあることを
素通りして
海まで辿り着きそうだった

暗い部屋に暗い国
闇の中でさらに病み
足掻いて息の根止める
自己修復不可の負荷
一からやり直すなら
生まれたころから
完璧主義がこじれて 
ねじれて
影が亡くなる
不可侵領域
光の否定 
未確認のまま
それだけが唯一の救い
剃刀と天秤
赤い線
鈍痛おびる蟻の行列
正義と悪の対象外
悲惨に飛散 夢の夢
語るに堕ちる
未来の意味
廻る廻る宵の淵
黙殺するのは
この塊
心情愛情消し去れず
燃えて無くなれ
僕の中