綺麗に並べる項目は
いつもの乱数
一緒の偶数
一人の奇数
どうでも良い項目になって
ただの人形になって
変化も望まない
今が良いからじゃなくて
空っぽだからだった

小さな積み重ねが大切
継続は力なり
そうだろうか?
そう思わなくても
行動したから
良い変化が
訪れたんじゃないか
結果的に
見てそうだっただけ
その結果を見てるのも
第三者じゃないだろうか?
いずれにしろ
本人には関係ない事

何処かに行こうとして
歩いてはみたけれど
地図はどんどん
虫に喰われて
結局は道に迷った
未知な事を知りたくて進み
道に迷ったあげく
無知な僕は何もできずに
死地にするしかないと思った
これを良く絶望というけれど
絶望も経験するから
わかる事なんだと思った
僕の中の僕は
少し絶望を楽しんでいた

さて どうするかな?
僕はとりあえず
やりたい事だけあげた
生きてる内にやりたい事だけ
羅列してみたら
意外と忙しい人生なんだ
そう思った
全てこなせれば
充実した人生
あれ?意外と悪くない
それくらいが丁度良いのか
もっと望む事が良いのか
それはわからないけれど
今日より明日の方が
貪欲になれるなら
それで良かった

虫喰いの地図は
燃やしてしまって
ここでもう一度
地図を作ろう
防虫はしっかりとして
絶対的保管が可能なように
僕の方位磁石は
狂っていないか
まずは確認して
今のところ大丈夫みたいだ
描き始めた
新しい地図は
期待の匂いをさせて
僕の足を速める
まぁ 良いじゃないか
迷っただけ
ほんの少し迷っただけだから