思った事を言葉にしたか
文字に残したか
思えた事に満足していないか
思えた事を忘れていないか
ありがとうは言えたか
ごめんなさいは言えたか
人を勝手な価値観で
蔑んでいないか
人を勝手な思い込みで
扱ったりしていないか
人を勝手な理由で
簡単にあしらっていないか

どうせが口癖になっていないか
約束は守れたか
時間は守れたか
笑顔になったか
笑顔にできたか
溜まったモノは
吐き出せたか
受け止めれたか
受け止めてもらえたか
言葉足らずになっていないか
意味は繋がっているか
意思は通っているか
人を大切にできたか
人を 人を
関係無いと蚊帳の外に
してはいないか
心に踏み込めたか
それを恐れていないか
面倒だと無視していないか

形ある魂が
幻想の火の玉が
泣いている 鳴いている
虫の声
無視の声
四角い箱には
黒い靄
霞の空は
必ず晴れる
そう 信じている
そう信じなければ

叫べば叫ぶ
井の中の蛙
空を知っても
向かう道
知らず
今だにとどまる
井戸の底
それでも

叫べば叫ぶ
井の中の蛙
綺麗な色は
そこに有る
変化の兆し
進化の過程
飛び立つ為なら
地獄も走る

叫べば叫ぶ
井の中の蛙
形ある魂
燃やす命
朝日とともに
成すことを成せば
空から一つ
蜘蛛の糸

叫べば叫ぶ
井の中の蛙
気づけば
地獄は遥か彼方
立ち上がる事を
学んだ日々と
繋がる人に
感謝する為

叫べば叫ぶ
井の中の蛙
小さき歩みは
赤子の様に
生ある内に
ひたすら歩く
道の真ん中
振り向かず

叫べば叫ぶ
井の中の蛙
見上げる空に
辿り着く為
笑顔で進む
道すがら
繋いだ手は
決して離さず
その価値をもって
辿り着け

叫べば叫ぶ
井の中の蛙
目印 矢印
旗を掲げて
空を飛ぼう
必ず共に
笑い合う為