人との繋がりがあり過ぎると
人をたまに蔑ろにする
その行為が
巡り巡る中の
大切な時に
黒いシミのようになって
虚しい形に落ちる
そして涙する
結果と事実の間
間に魔があるならば
僕は全て大切にしなければ
ならないのだろうか

命の隅に
黒い塊
心のガンは
エグみを持って
立ち上がる人を
悲しく地に叩き伏せる
マトモはマトモで
その形でとどまれない
装い
仮面をつけ
マトモになる

青空の鎌は
海を刈り
大地を守る
人を狂わせる
廻る命の
廻る時間の
虚しい形は
音楽で元に戻した
人が作った
自然に誇れるモノは
音楽だけだ

あなたの音は何ですか
変わらず
そこで脈打ちますか
切り傷と証
心の花が枯れて
そして
新しく咲いてるけれど
心の土は
汚れていませんか
明日も昨日も
綺麗でしたか
今はどうですか
あなたの隣は心地良いですか

音が流れるよ
悲しい音が
虚しい音が
1人の音が
音が変わるよ
嬉しい音が
楽しい音が
愛しい音が
2人に重なる
音がなるよ
曲になるよ
曲になるよ
その曲の中で
蔑ろにできる音はありますか
一つでも失くしては
いけないのではないですか

僕等は人生を音楽にする
全てのモノに
唯一誇れる
人が作れるモノだから
あなたの音も
誰かと一緒になり
曲になる
あなたが出会った
取るに足らない
そんな人でも
あなたのあなたという
曲には必要なのだ
だからこそ
僕等の鼓動は
いつまでも誰かと
曲を作る

永遠に1人になれないのに
永遠に1人だと思う事は
すでに的はずれなのです
間違いではないけれど
的はずれなのです

早く大切な音を
隣で聞いてください
奏でる自分の音が
変わる事に気づいているなら
少しでも変わりたいなら
聞いて聴かせて
手を繋ぐ事
わかりきった事に
変なプライドはいらないよ