汚いモノも綺麗に汚いままで
そのままで
受け入れよう
汚いモノを無理矢理
綺麗にしてしまう
そんな醜い行為を
僕らは憎むべきだ

力の有無を隠して
心の静と動
有耶無耶にして
真っ当な理想像と
今に相応しい形に
そんなの
こじんまりとした
悲しい小さな雪だるまみたい

押し固めた冷たさに
気づいていたら
温めてあげればいい
無理なんてない
それを証明する為にも
僕らは生かされている

汚いモノも綺麗に汚いままで
そのままで
受け入れよう
当たり前を疑いながら
1番は何かを考えながら
大切なモノを大切にしながら
少しだけ無駄に生きながら
僕らは時代をつくっている

逃げられない過去も
覆われた未来も
何もない今も
どうでもよくなった事も
他人には関係ない
その価値は
知らないふりをされている

月に値段がついたように
僕らは値踏みされている
命の値段は確実に存在する
だけど
悲観的に見る事はない
認識された結果
存在を確認した
そんな感じなんだ
値段の大小は
自分で決めれるんだから
自分の説明は
自分がしなければならないけど

汚いモノも綺麗に汚いままで
そのままで
受け入れよう
どう変わったかを
他人に評価されても
虚しいだけだ
僕らは他人に同意されたいだけで
評価までを望んでいない
価値あるものは自分にしか
わからないから
全部見てるのは自分だけだから
誰にも負けないんじゃなくて
自分自身に勝つことが
この世の成功であるなら
その成功に価値をつけれるのは
自分以外いないだろう

汚いモノも綺麗に汚いままで
そのままで
受け入れよう
正しい事が汚い事でも
綺麗な悪魔が存在しても
僕らが醜いモノだったとしても
そのままで
受け入れよう
それがこの世の
不正解だったとしても