無駄に風が吹く
生活に
感情に
命に
風が吹く
温かさを感じる
冷たさを感じる
虚しさを感じる
僕の旗に吹く風は
今日も間違っている
それでも
明日を信じている

転がる音が
近くに聞こえて
頭を隠して
声も隠した
誰かに気づいて
もらいたくて
誰にも気づいて
欲しくなくて
清く頑張る
自分を見てと
醜く頑張る
自分を見ないでと
どっちにしろ
何処かの誰かを探しては
いない いない いない
ただ虚しい

手を繋ぐ意味は
知っている
大切な想いも
大切な人も
存在していることは
知っている
見つからない
見つからない
有るものが
見つからない
この虚しさを
知り過ぎて
今が嫌いだ

無駄に地が動く
君の
僕の
時代の
地が動く
嬉しさがよぎる
悲しみがよぎる
寂しさがよぎる
僕の旗を揺らす地は
今日も正解を出せと言う
それでも
明日を間違えてかまわない

壊れてしまう
近くにきている
大切なものを守る
大切な人を守る
当たり前を疑った
皆が間違っていると
子供じみたこと言うなって
それでも
誰も言わないなら
僕は言うだろう
綺麗なものほど
正しくない
醜くいものほど
正しいはずだ
どっちにしろ
正解が無いことはわかってる
近づけて 近づけて 近づけて
ただ無空の日々

人が繋がる意味は
知っている
大切な時間も
大切な出来事も
存在していることは
知っている
わからない
わからない
知っていた感覚が
わからない
この時間を
知り過ぎて
今が嫌いだ

手を繋ぐ意味は
知っている
大切な想いも
大切な人も
存在していることは
知っている
見つからない
見つからない
有るものが
見つからない
この虚しさを
知り過ぎて
今が嫌いだ
今が嫌いな果てに
好きになれるものが
あったとしても
その嫌いな僕の
存在は消せない
過去は消せない
良い思い出は綺麗事
形は変わらない
見方を変えただけ
それでも
逆らえない
時間は流れる
どこまでも どこまでも