母のしたことと言えば、

私を、まるで無視して、

暴力まみれの家事をして、

自分そっくりの怠け者人形にするだけだった。


腹の底で、

陽気に笑う私を自覚する。


道を通る、

幼い子供たちの声。


それが頼りであることを

理解する。


また。