昨日は神楽坂にある「アマテラス」というレストランで、野菜の食べ比べの会に参加してきました。
「アマテラス」は新鮮な野菜を使って、とっても美味しい料理を作ってくださるお店です
ここのお店の玉ねぎアイスがと~っても美味しく、私の大好物です
さてさて、マイスターらしく(?)食べ比べのお話に突入します!
まずはじゃがいもからご紹介
じゃがいもは家庭にストックされている率が高い野菜の一つですよね。
保存が効くし、いろいろな料理に使えるし、まさに主婦の見方です
そして、女性にとってはとっても嬉しい野菜の一つでもあります
何が嬉しいことなんでしょ?
じゃがいもはなんとご飯の半分ぐらいのカロリーなのに、栄養価も高い
まさに女性の見方
フランスではビタミンC、カリウム、ミネラルなどが豊富に含まれているため、じゃがいものことを「大地のリンゴ」と呼ばれています
そして、ステーキやハンバーグを頼むと付け合せにじゃがいもがついてくる時ありませんか?
肉でおなかいっぱいになるのに、じゃがいもを食べたらおなかいっぱいになってお肉が食べれなくなるよと思ったことある人いませんか?
私もそうでした
でも、この組合せって理にかなった組合せなのです
肉や魚、乳製品は酸性食品。じゃがいもはアルカリ性の食品。一緒に食べるのが合うのです。
普段気にせずに食べているものにも、ちゃんと理にかなった食べ方をしていることにビックリしますよね
さてさて、昨日は5種類のじゃがいもを食べ比べしてきました。
普段は数種類のじゃがいもを食べ比べるときなんてないので、とっても貴重な体験でした
このじゃがいもを生のまま・ゆでたものをそれぞれ食べ比べ。
同じじゃがいもなのに、それぞれ色・味・食感違うことに驚きです
黄色いところから時計回りに
・インカのめざめ(黄色の粘質。ホクホクしていて栗のよう)
・十勝小金(粘質と粉質のバランスがよく、比較的長期保存可能)
・シェリー(フランスの品種。赤みを帯びているのが特徴。粘質。)
・メークイン(黄白色の粘質。煮崩れしにくいので煮込み物に向いている)
・男爵(一番よく見かける品種・白色の粉質でホクホク。煮崩れしやすいのでコロッケなどに向いている)
というラインナップ
じゃがいもを生のまままずは一口。
思ったよりシャリシャリしていて、食感がいいです。
ただ、そのままではアクが強いのでくせがあり美味しく食べれません
生で食べるときは水にさらすのを忘れずに!
昨日の生で食べたじゃがいもはお店で一晩水にさらしてくれていたそうです。お陰でくせがなく美味しくいただけました。
水にさらすとビタミンなどの栄養価が流れちゃうんじゃ?と思っている人もいると思います。
じゃがいもは炭水化物に囲まれているため、水にさらしたり、ゆでたりしてもビタミンCの損失が少ないのです
だから、サラダなので生で食べたいときは水にしっかりさらして美味しく食べましょ
サラダにするには、粉質のものより粘質系のジャガイモのほうが食べ比べをして向いているのではないか?というのが個人的な感想です。
粉質のものは生で食べると粉っぽさが気になるかも。。。
彩りなどを見ると、赤みのきれいなシェリーや黄色がきれいなインカのめざめとかはいかがですか
どちらも粘質系のじゃがいもです。
これがシェリー。赤い部分がなんだかリンゴっぽいですよね
これがインカのめざめ。最近はスーパーでも見かけるようになりました。
生で食べたあとは、ゆでたじゃがいもを食べてみました。
生よりも甘みが出て美味しい
こちらは食べやすいですね。
粉質系のじゃがいもはすぐ崩れやすくもそもそした食感で、粘質系はねっとり、しっかりした食感でした。
料理の方法に合わせてじゃがいもの種類を変えてみるとさらに料理の腕がさらに上がりそうですね
どんどといろいろな種類のじゃがいもを料理に活用してみてくださいね。
料理をしていく中で、残り物を冷凍して後日食べることってありますよね
例えばカレーをたくさん作って冷凍したり
そのときに、カレーのじゃがいもが冷凍したら美味しくなくなったという話を聞きませんか?
これは、ゆでたものを冷凍すると、中の水分が凍って、スカスカになってしまったからなんです。
それを防ぐにも、じゃがいもは出来るだけつぶして繊維をこわして冷凍保存するとよいと思います
じゃがいもは袋売りが多いから、一袋買ってきて一度に使い切ることって少ないですよね
あまったじゃがいもは、日の当たらない涼しいところで保存しましょう。
また、芽が出やすい春先や、たくさんあるときは、リンゴを一緒に入れておくと、リンゴからでるエチレンガスの効果で、じゃがいもの芽が出るのを防止してくれる効果があります。
じゃがいもの旬は春と秋の2回。
そろそろじゃがいもの秋の旬がやってくるころですね