今年に入って二度目の投稿になります

大きな変化として、
先月2017年3月に
ウィーン国立音楽大学ソロヴィオラ科の修士課程を満場一致の最優秀賞と共に修了致しました。
卒業要件単位を取得したのち、
昨年10月に録音CD付きの卒業論文の提出と審査、
そして1月に非公開実技試験と
3月に演奏会形式の公開試験と続きました

その間ももちろん学校の外のオーディションや演奏会にも自らチャレンジし、今振り返るととても充実した時間でした

試験の曲目は、
ホフマイスターのヴィオラ協奏曲
バルトークのヴィオラ協奏曲
バッハのシャコンヌ
レーガーのヴィオラ無伴奏組曲 第1番
ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲 第3番
ブラームスのヴィオラソナタ 第2番
ボーウェンのヴィオラソナタ 第1番
エチュードに数曲のオーケストラスタディ…
曲目は学校が指定したプログラム内容に沿って自ら組むことになり、
例えば'古典'や'ロマン派'などの様々な時代から、協奏曲、無伴奏曲、ソナタ/室内楽など様々な作品を探し、組み合わせ、演奏する事になります

もちろんあまり有名でない自分で見つけた曲も組み込むことも出来ます

自信を持って臨める自分の好きな曲を取り入れたいという気持ちと、テクニックや筋力、体力面を考慮しながら、(気の遠くなる様なw)大曲を組み込みながらも、結果的には納得のいく私らしいプログラムになりました



非公開・公開試験両日ともに同じ門下の卒業生や後輩も応援に駆けつけてくれてとても励みになり、
そして想像していた状況と違い、当日は審査席からの先生方の穏やかな表情とオーラにも助けられました



あの張り詰めた緊張感の中にあるポジティブな充実感は、
人生でもう本当に二度と経験出来ない様な感覚だと思います

そして1月の非公開試験の3日後には、
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のサマーアカデミーのオーディションにの為に
ウィーン国立歌劇場へ足を運びました

その数日後の合格通知のメールで飛び上がって目覚めて、暫し放心状態だった気がします

この夏は数週間、ソロやオーケストラスタディの個人レッスンや、他の受講生達と室内楽を一緒に勉強する事になります。
その上、今年のザルツブルク音楽祭2017にて、
アルバン・ベルク作曲のオペラ'ヴォツェック'の公演でウィーンフィルのBühnemusik(舞台演奏)の一員として演奏させて頂けることも先日決まりました

この出演に関しては1月のサマーアカデミーのオーディション時点で、
夏のザルツブルク音楽祭の'ヴォツェック'の公演で、ウィーンフィル管弦楽団の方々と一緒に弾くヴィオラ弾きの候補としての権利を頂き、
新しい課題曲を頂いてから先日演奏をもう一度聞いて頂き、今回は私に決定となりました

この音楽祭では、世界中から来る素晴らしい著名な演奏家の方々やオーケストラの演奏会が毎日行われ、またこの音楽祭の為に世界中から音楽愛好家の方々がいらっしゃります
この様な機会を頂けて心から嬉しいです
作品についても勉強して、自信を持ってリハーサルに臨みたいです
この機会、1秒も無駄にせずしっかり吸収して来ます。頑張ります!
私はウィーンの街が大好きです。
音楽を通して知り合う事が出来た素晴らしい方々も沢山います。
考え方も性格も変わった気がします。
ここで勉強する事が出来て本当に光栄で、
毎日夢の中に居る様です

12年前に初めてウィーンを訪れた時に来た場所。ここにウィーン国立音大がある事も当日は知らず、そしてこの音大を卒業する事も全く想像してなかったので、今となっては初心を思い出させてくれる、私にとって大切な道。



