今朝は日曜だというのに早く目が覚めたので、天王寺のあべのハルカス美術館へ
乗ったエレベーター、聞こえてくる話声が全部日本語じゃなかった
みなさん、展望台へ向かってました
徳川家康の九男・義直(1600~50)によって創始された尾張徳川家
今回は、その尾張徳川家に伝えられた1万件余りの大名道具の中から、甲冑や刀剣など武具のほか、茶道具や香道具、能道具、婚礼調度、書画が展示されてました
Twitterから画像探してきました
徳川義直の甲冑です
参勤交代にも持って行ってたとかで、お気に入りらしい
結構大きかったよ
左の白熊毛采配は、実はヤクの毛だそうです
刀もねぇ‥
家康から義直がもらった刀とか、大阪城落城の際に戦禍から見つかって再刃したとかいうエピソード付きのがありました
でも私、刀身って見てるとなんか怖くなるんだよね
解説だけ読んで、刀はチラ見です(笑)
これはオシャレだなーと思いました
茶道具は熱心に見てる人が多かったです
織田信長が献上されて喜んだ大きな壺とかさぁ
もうエピソードのスケールが違うよね
写真は見つからなかったけど、鯱の付いた香合(お香を入れる小さな器)があって、マンマやんと心のなかで盛大にツッコミを入れました
尾張徳川家12代徳川斉荘が、樂家10代樂旦入に作らせたらしい
どうもこの殿様は、自分のことを「金城主人」と言ったり、なかなか浪費家だったそうです
家臣たち、苦労しただろうな
徳川家光の娘・千代姫が3歳で尾張徳川家に嫁いだ時の婚礼道具です
千代姫の婚礼調度品一式は、国宝に指定されてます
めっちゃキレイだし、めっちゃ凝ってる、そしてめっちゃ贅沢
「東屋」、宇治十帖のエピソードなんだけど、宇治十帖かぁ‥とちょっとガッカリ
「桐壺」とか、超有名部分が見れると勝手に思ってました(笑)
ただこの源氏物語絵巻も、巻物だと広げるたびに剥離したり傷んだりするため、紙ごとに裁断して額装したみたいなんです
そうすると、額装は額装でまた剥離や退色などもおき、のちに巻物に直したそうです文化財の保護・保存って、すごく難しいんだな‥