先週、大阪城ホールでのFM802ライブイベントに行った日
時間があったので、ライブ前に山王美術館に寄ってきました
ホテルモントレグループの美術館です
東京ではなく、大阪の京橋にあります
山王美術館
シスレー「サン＝マメスのマロニエの木」
風景画だと、ちょっとモネと見分けがつかないくらい似てます
他の印象派の画家は画風の変遷もあるけど、シスレーは終始一貫して画風を変えませんでした
もっとも典型的な印象派の画家ですね
ルノワール「読書（赤とローズのブラウスを着た二人の女性）」
モネ「オシュデ家の四人の子どもたち」
モネのパステル、しかも肖像画って珍しい
モネは、パトロンのオシュデ家が没落・破産した後、その家族と同居してるんですよね
印象派以前の作品もありました
コロー「湖畔の大きな樹木（ヴィル・ダヴレー）」
ミレー「鶏に餌をやる女」
印象派
ドガ「入浴のあと」
これは大きなパステル画でした
パステル画って、サッと描くパターンと、目が悪くなってパステル画を描くようになるパターンがあるけど、この作品は後者です
ルドン「アポロンの二輪車と大蛇」
ルドンは印象派と同世代の画家で、最後となる第８回の印象派展にも出品してるんですよね
山王美術館は展示室が３フロアあって、４階が印象派展でした
５階は、「印象派展」によせて 日本画コレクション
小林古径「琴」（左）
（右）
これぞ「余白の美」って感じ
上村松園「美人納涼図」
上村３代の他、伊東深水や横山大観、私の好きな堂本印象もありました
３階が、「印象派展によせて」日本洋画コレクション
黒田清輝「夏木立」
モネっぽい
ゴッホっぽい
ゴッホっぽい
安井曽太郎「横たわる裸婦」
これを見たとき、青白い裸体に「死んでる‥
」と思ったのは私だけかな
あとは小磯良平、佐伯祐三もありました」と思ったのは私だけかな５階から降りて見たけど、まず４階から見ることをオススメします
印象派展なのに、なんで日本画から始まるのか、びっくりしたもん
７/２９まで
関西、しかも大阪で西洋画、東西の日本画・洋画がバランスよく鑑賞できるなんて、さすがモントレ
大阪・京橋に美術館作ってくれてありがとう
全部で約９０点
興味ある人は、ぜひ