４/２９、京都駅から歩いて
京都国立博物館へ
前リュックにゃん出動です
涙でネズミを描いたってエピソードの人で、それ以外はよく知らん
９：３０に到着も、結構混んでる
特別展なので、９時開館です
来館者の年齢層は高め
画聖とまで言われる雪舟とは
雪舟は６作品が国宝で、今回すべて通期展示されます
他の作品の展示替えは１割くらいみたい
雪舟「秋冬山水図」国宝
視線を誘導するようなギザギザな輪郭線が特徴です
今回の展覧会、雪舟伝説なので、雪舟の真筆かわからない、「伝雪舟筆」という作品もありました
特に有名なのがこれ
「富士三保清見寺図」伝雪舟筆
真筆と判定されてないので、国宝でも重要文化財でも重要美術品でもありません
が、画聖と書いてカリスマと呼ばせるこの展覧会
雪舟を倣う、慕う、なんなら後継者を名乗るいろんな画家の作品が並びます同じ作品だと、比較や個性が面白いんですよー
「富士三保清見寺図屏風」狩野山雪
「富士三保図屏風」（左隻）曾我蕭白
（右隻）
なんと、虹がかかってる
「駿州八部富士図」司馬江漢
「富士山図」狩野探幽
「富士三保松原図」原在中
「富士三保松原図」桜井雪館
自称、雪舟十二世私は曾我蕭白が天才だと思いました
だと思いましたこれまで、異才・奇才と言われて、グロテスクに描いたような作品もあったけどさぁ
今回本当に見直した（笑）
それにしても、伝雪舟筆なのに、これだけの作品があるのが驚き
山、寺、海、松原など、構図的にも絵心がうずくのかな
中には現地に赴いて、この景色を雪舟が見たのか
と感動した人もいたでしょう
と感動した人もいたでしょうでも、伝雪舟筆ですからね
他にも
円山応挙「山水図」
尾形光琳「雪舟筆山水図写」
応挙も光琳も、雪舟を模写してる
「四季花鳥図屏風」（右隻）雪舟
雪舟唯一の花鳥画と言われています
「四季花鳥図屏風」（右隻）雲谷等益
似てるー
「竹梅双鶴図」伊藤若冲
似てるー
しかも、右側にいた鶴をぴったり寄せるようにして描いてる
５/２６まで
正直、山水画は退屈だし、雪舟の良さや個性はわからないけど、「え、この人も」と後世の画家たちへの雪舟の影響力の凄さに驚いた展覧会でした
」と後世の画家たちへの雪舟の影響力の凄さに驚いた展覧会でした３階から見ていって、１階後半が興奮のピーク
面白かったー、見に行って良かった
そして京博といえば
トラりん
続く