大和川温泉混浴露天風呂

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昨年の11月23日に発売された調光ナイトオレンジ

通称「フォトクロナイトオレンジ」について、
発売前からテストということで使わせていただいてましたので

僕なりの感想を書いてみたいと思います。


まずフォトクロナイトオレンジとはなんぞや?ということになると思いますが、
フォトクロナイトオレンジとは

紫外線量によって色調(カラー濃度)が変化する調光機能を持った

ナイトオレンジです。


なんかややこしそうですが、早い話が紫外線量に応じてレンズの色が

明るめのオレンジから濃いグレーやブラウンに変化するナイトオレンジです。


では、そのオレンジから濃いグレーやブラウンに変化する

フォトクロナイトオレンジを使うことによってどんなメリットがあるのでしょうか?


例えば夜から朝マヅメの明るくなるまで釣りをする場合、アイウェアの選択はどうしますか?
暗いうちはナイトオレンジ、マズメの薄暗いうちはイブニングイエローやイーズグリーン、
完全に日が昇ってからは昼間用の偏光レンズですか?


同じように夕方明るい時間から夕マズメ暗くなるまでは?


どちらも釣りにはよくあるシチュエーションだと思いますが
そういったレンズの選択が難しい時のために開発されたのが
フォトクロナイトオレンジなのです。


車横付けの釣り場やボートでの釣り、バッカンなどを持ってi行くことができる時は
その時に最適なレンズを選択して使えばいいと思いますが

多くの場合あまり現実的ではないですよね?


また駐車場から釣り場までが遠かったり、ウェーディングなど

そう簡単に車まで戻れないときなど
できるだけ最低限の荷物で済ませたいシチュエーションも多々あると思います。


そういった場面を出来るだけ1つで賄ってしまおうと開発されたのが
フォトクロナイトオレンジなのです。

 

フォトクロナイトオレンジ+QBRICK


元々は代表の重宗さんの経験から生まれ、

夜間に特化して作られたナイトオレンジというレンズがあって
それを夜通し使用して、明るくなっても釣りを止めない

ヒデはやしさんのようなクレイジーで変態アングラーさんが
「この夜に明るいナイトオレンジが

朝を迎えて眩しくなった時、
濃いレンズカラーに変わってくれたら

まぶしさを抑えられて快適なのにな~」
と考えたのがフォトクロの開発の始まりだったとか…。


まぁ一言でいえばコアな釣り人の

限りない欲望から生まれたアイテムです。


夜通し釣りをして朝を迎えるまで釣りをするって
ある意味長時間釣りをするクレイジーアングラーのためのアイテムとも言えます。


いやもう変態さんのために生み出された

アイテムとも言ってもいいと思います(笑)

 

 
 

 イエロー→グレー

 
 

ピンク→ブラウン

そんな夢のようなフォトクロナイトオレンジですがデメリットもあります。


・ナイトオレンジに比べて傷や熱に強くない。
  ですのでナイトオレンジのように潮を被って服で拭うとか炎天下の車内に放置など出来ません。
  まぁテスト中、少々手荒な扱いをしても大きな問題はなかったので普通に使っている分には

  大丈夫だとは思いますが
  ナイトオレンジに比べると丁寧な取り扱いが必要なのは間違いないです。


・紫外線を受けた時の色調変化の濃くなる速度は早いが、

 元に戻る(明るくなる&薄くなる)には多少時間がかかる。
 屋外など明るい所(紫外線の多い)から急に暗い場所に移動した場合は

 レンズカラーが明るく(薄く)なるのに多少の時間を要します。


・色調の変化量は紫外線量に比例する(光量の強さは関係ない)
  車の運転に便利そうと思われる方も居ると思いますが、

  車のガラスは今、ほとんどUVカットになっているので車内では色調変化はありません。
  ですので雨の日やローライト時の運転には視界が明るくなるので適してますが、
  晴れの日中の運転にはサングラスとして使えません。
  また色調の変化は温度にも左右されるため気温が高いと変化量が少なくなります。
  (気温の低い時は色の変化量は早く&大きくなります)


・レンズカラーはグレーやブラウンに変化するが偏光フィルターは入っていない。
  色調は変化して眩しさは緩和されるが偏光レンズのように水中は見えません。


最後にこれは個人的に感じたことですが、ナイトオレンジと比べるとほんの少し暗く感じます。


等々デメリットもあるレンズですが
釣行時間が夕マヅメや朝マヅメなどの光量の少ない時間にかかるときには
フォトクロナイトオレンジ1つでカバーできます。

 

 

UVライトを当てたところ
 

偏光レンズではありませんので、この1本で全てを賄えるわけではありませんが
1日のうちで夜間を挟んで1/2から3/4くらいの時間を1つのレンズで済ませられるのは
大きなメリットだと思います。


一般的に光量が少ない時用のイブニングイエローやイーズグリーン

などの明るい偏光レンズでも偏光で有る以上、暗くなります。

同じ場所で留まって釣りするのにはなんとか使えても
日没後の薄暗い状況や暗くなってからの移動等に使用するのは危険ですし
巷に出回っているコンセプトも理解せず、ただレンズに黄色を付けて真似ただけの
偽物では目は守れてもそれ以上の役には立ちません。


フォトクロナイトオレンジは従来のナイトオレンジと同じく
本当に夜間に使用するために開発された本物の夜用のレンズですから
一度使うと離れられなくなり無いと不安になるくらい快適です。

 


色々と書いてきましたが1番大切で1番理解していただきたいことは
フォトクロナイトオレンジは

従来のナイトオレンジの改良版もしくは進化版ではなく
別の目的のために作られた、

まったく新しい仲間だということです。


何度も言いますが夜間オンリーで使うのであれば性能や使い心地は
従来のナイトオレンジの方が上です。
ですから夜間しか使わないのであれば

従来のナイトオレンジの使用をお勧めします。


シチュエーションごとに必要な性能が細分化され増えてきたレンズに
また新たにフォトクロナイトオレンジという仲間が出来たことで
選択肢が増えて悩ましいと思います。


ロッドやリールについつい目が行ってしまい後回しにされ
軽視されがちなアイウエアですが
見えるということは何よりも大きな武器になります。

 

僕自身も夕方明るいうちに家を出て暗くなっても釣りをしたり、
夜通し釣りをして明るくなってから帰ったりと
長時間釣りすることも多いのですが、

ポイントまで歩く道中の危険察知や

釣りの最中の状況変化をいち早く発見できるなど

色々な場面で助かっています。

 

もともと車の運転用に開発されたものなので

夜間の運転もしやすく疲労も軽減されるので

従来のナイトオレンジとともにフォトクロナイトオレンジは

無くてはならないアイテムです。


また普段でも使えるようなフレームを選んでいることもあって

仕事のない日は1日中ずっと掛けています。
(携帯の画面なんかも見やすくって結構便利ですよ。)

 

自分の身を守るタックルの1つでもあると思うので
しっかりしたものを信頼できるショップで

購入して使用することが大切だと思います。

 

ご自分の釣行スタイルに合わせて最適なレンズ・アイウエアを選択してほしいと思いますし
この記事が少しでもその選択の参考になればうれしく思います。

 

最後にナイトオレンジ・フォトクロナイトオレンジを開発された

宅配のめがねやさんは全国を回っていますので

お近くの釣具屋さんでイベントが開催された際に

フォトクロナイトオレンジだけではなく

釣りに使うアイウェア全般について

相談乗っていただけると思います。

 

宅配のめがねやさん→https://gurasan.co.jp/

イベントスケジュール→https://gurasan.co.jp/user_data/eventlist.php