大和川温泉混浴露天風呂 -2ページ目

大和川温泉混浴露天風呂

泉質:ヘドロ・効能:吐き気、めまい、目のかすみ

各地で好釣果をあげ、
品薄状態が続いていて
絶滅危惧種の声も
チラホラと聞こえてくる
BLAZEYEのエヴォルーツ120F。

そのレギュラーカラーとは別に
特化したシチュエーションに対応する
限定カラーが発売されたました。
手前からサテライト紅蓮・グリーンバックチャート ・メラニウムブラック・プロトタイプ・ライトニングクリアの理論と実践に裏付けられた全5色。


その中でも今回は
ブラックというカラーについて
少し書いてみたいと思います。

ブラックというカラーは
いろいろな経験を積んだ
手練れなアングラーのボックスに
必ずと言っていいほど入ってる
実力派カラーでもあります。

誰も釣れない時に最後の切り札になる反面、
使うシチュエーションを誤ると魚に見切られ
まったく釣れないという一面もあります。

まさに諸刃の剣なカラーなのです。

ではどういった状況で有効なのでしょうか?
これからそれについて詳しく
説明していきましょう。


①『光量が少ないパターン』

まず一つめは月明りや常夜灯などの
明かりの要素のない暗闇のシチュエーション。

昔からベテランアングラーの間では
「闇夜のブラック」という認識があり、
暗闇の中でこのカラーの威力が
とくに発揮されると考えてます。

次に雨が降った後の濁りが入った時です。
この時は昼夜問わず出番が多くなります。
中途半端な濁りよりも
釣りをするのを躊躇するような
ド茶濁りでより威力を発揮し、
他のカラーでは
まったく歯が立たない状況でも
バイトを引き出す力があります。

長年の経験から濁れば濁るほど
他のカラーとの差がはっきりと出ると
感じてます。

上の二つのシチュエーションに
共通しているのは視界がほぼなく、
むしろベイトが出す波動など
感覚に頼って捕食している状況である
ということが考えられます。

暗い水中でもはっきりとシルエットを
出してやることによって
ルアーの存在を魚が認識しやすく
なるわけです。


➁『プレッシャーにつよい』

メジャーポイントで
入れ替わり立ち代わり釣り人が入り、
否が応でもプレッシャーが高いときです。

そんな時でも焦りは禁物。
冷静に観察してみると、
多くの釣り人がパールやチャートなど
はっきりしたカラーを使っているときに、
このブラックが断然活きてくるわけです。
 
このように周囲と違う効果を持つブラックは
コントラストの強いカラーという特性を
もちますが、
今回の限定色に入っている
メラニウムブラックというカラーは
マットな艶消しのブラック。

極力反射を抑えることで
周囲の闇に溶け込ませ存在感を
極力少なくすることができる訳です。

これは澄み潮や
スレが進んだ状況下などでも
断然見切られにくくなります。


➂『投入するポイント』

ただし、このブラックというカラーは
投入するタイミングが
非常に重要であると考えてます。

あくまでそこに魚が居ることが前提で
ピンスポットで使うカラーになります。

回遊待ちなどで
ずっと投げ続けるカラーでもなく、
ポイントに立って最初に投げる
アピールカラーでもないのです。

バイトがあるけれども
フッキングまで持ち込めない
「食いが浅い」と言われる場面や、
魚の気配があり、少ないワンチャンスで
仕留めたい時など
ここぞというタイミングで
しっかりと食わせるというのが
王道の使い方なのです。


④『明るい時の使用法』

私は水中が明るい月夜でも使います。
少し濁りがある状況下で
アピールカラーやスケルトンカラー等の
後に抑えとしてポイントに投入して、
それまでバイトまでいかせられなかった魚を
獲りにいきます。

通常のブラックでは、
ただ単色で構成されているため、
アクションによる色彩変化が乏しく、
長時間じっくり見せてしまうと
見切られやすくなってしまう
危険性もあります。

そのためブラックを使う際には
極力無駄なキャストはせずに
ルアーを一瞬だけ見せるように
心がけています。

そのため今回のメラニウムブラックは
実は背中とお腹が透けており、
逆光時にわずかに光が透過して
チラつき現象が発生、
より見切られにくい工夫になってたりします。


⑤『狙い澄ませて魚をひねり出す・・・』

そのため即効性が高く、
私の経験上だいたい5投以内に
結果に結びつくことが
多いカラーでもあります。

散々先行者が叩いたあとに
ブラックに換えて一投目にヒット
というのも実はかなりあるのです。

使うタイミングやシチュエーションが
このように結構タイトですが
だからこそ他のカラーで反応のない時に
ローテーションさせてほしいカラーでも
あります。

ベテランのアングラーほど、
大型を狙っているアングラーほど
このブラックというカラーの特性と
その威力を熟知しているわけです。

そのためわざわざ自分の気に入ったルアーを
自作でペイントしたり
ブラックの設定があるルアーの
ストックを山ほど持っていたりするのです。


このように魚は釣れるけれど
なかなか使いどころのイメージが
湧きにくいため、
人気のないカラーの代表格でも
あるんですけどね(笑)。

ハマれば他のカラーでは
太刀打ちできないくらい
爆発的な釣果や
ビッグフィッシュを連れてくる
ブラックというカラー。

ぜひボックスに一つ忍ばせて
ここぞという場面で投入してみてください。

きっとメモリアルな魚を
連れてきてくれると思いますよ。