空想マジすか学園~エピソードサド~26話 | AKB48 マジすか学園~絵日記~

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 大好きなAKB48「マジすか学園」等を
 
 自分なりにイラストにして描いてます☆

マジすか
~エピソードド~26


「ハア、ハア・・・

うらああああああああ!!!」

「うぐっっ!!!」


「らあああああああ!!!」

「ぐはッッ!!」



「はあ・・・はあ・・・

強く・・・なったな!

優子・・・

伝わってくるよ・・・お前の拳から、

負けられない想いってのが・・・!」


「ああ・・・

私は、負けられねぇ!!

こんな私でも、

信じて待っててくれる奴らがいるからな!」


馬路須加女学園 2年
「大島 優子」 VS


馬路須加女学園 3年
ラッパッパ 部長
「大島 麻衣」


「お前も、見つけたみたいだな!


お前の守るべき、大切な仲間(モン)を・・・!」


「うん・・・

中坊の頃、何度アンタと喧嘩したって

勝てなかったはずだよ・・・


あの頃の私には、

失うものは何もなかった!

大切なものなんか、何も持ってなかったから・・・」


「失う事が、怖いか?」


「ああ、怖い・・・

失いたくねぇ、

大切な仲間(モン)失うのが怖ぇから

必死に、死に物狂いで闘える!」


「フン・・・

おらあああっっ!!」

「ぐほっっ!!

ゲホッ!ゲホッ!!」


「なら、別に頂点(テッペン)なんて

獲る必要はねぇだろ!?

何の為に、怖ぇ思いしてまで、
テメェは頂点(テッペン)にこだわる!?」


「ゲホッ!ゲホッ!

はあ・・・はあ・・・うくっ・・・!


麻衣姐・・・

アンタには、アンタにしか見えてねぇ景色が

そこにはあんだよな?」


「???」


「頂点(テッペン)に立ってみねぇと

見れねぇ「景色」ってのが、

きっとあるんだと思う・・・!」


「優子・・・・」


「頂点(テッペン)に立った人間にしか

見る事の出来ねぇ「景色」が、

そこには広がってんだと思う・・・!


だったら私は、

その「景色」を見てみたい!」


「いい眺め・・・

決してそれだけじゃねぇぞ!

むしろ、

見なきゃ良かった、見たくねぇモノまで

たくさん見える事だってある・・・!


辛い思いする方が

多かったりする事もあるんだ!!」


「分かってる・・・!

それでも私は、

1度くらい、大切な親友(ダチ)と

そっからの景色を見てみたいんだ!!」


「・・・・

そうか、

お前は運が悪かったな!」

「!??」

「なにせ、この私を倒さなきゃ

その「景色」も見る事は出来ねぇんだからな!」



「!!!!!」

「大人しくそこで寝てろ!!」


「がっ・・・はああああ!!!!」


「・・・頼むから、

大人しくしててくれ・・・優子・・・」


「ぐはぁぁッッ!!

ゲホッ・・・!ゴホッ!!ゴホッ!!

はあ・・・はあ・・・


へへ・・・

私のマジ・・・

甘く見んじゃねぇよ・・・麻衣姐!!」


「はあ、はあ

まだ、懲りねぇか・・・」


「ああ・・・

そう簡単に折れるほど、

やわな信念(こころ)は
持ち合わせちゃいねぇぜ!!!


うおおおおおおおおおおおお!!!!」


「な・・・何!!?」



「らあああああああああ!!!」


「ふぐっっ!!!

ぐああああああああ!!!!!」



「はあ、はあ、

はあ・・・はあ・・・


なんで・・・

なんでだよ・・・麻衣姐・・・


なんでアンタは、

さっきから1度も

倒れねぇんだよ・・・!?」


「うっ・・・ぐふっ・・・!

ゲホッ・・・ゲホッ・・・!!

ゼェ・・・ゼェ・・・


分か・・・んねぇのか・・・?


はあ・・・はあ・・・


お前と・・・同じだからだよ・・・!」


「・・・??」

「私も、アイツらの為に・・・

そして、

オメェらの為にも、

倒れちゃいけねぇんだよ・・・私は!!」


「はあ・・・はあ・・・

ウチらの・・・為?」


「テメェらが、

もっと強く、もっと大きく成長する為にも・・・


今、マジ女の頂点(アタマ)張ってる私は


こんなトコで地べた舐めるわけには

いかねぇんだよ!!!!」


「・・・・・

はぁ・・・はぁ・・・ハハ・・・!

マジかよ・・・・

なんてデケェんだよ・・・・!


なんて、高ぇ壁なんだよ・・・!

・・・ったくよ・・・!」


「ハァ・・・ハァ・・・

来いよ・・・優子・・・!


お前はまだ・・・

心は折れちゃいねぇだろ!?」


「はあ・・・はあ・・・」