何処にでも咲く花と
何処にでもいる虫が

普通に生を全うできる
そんな世界で生きたい



紫陽花は 咲いていいのに
蒲公英は 駄目なんですか

星と 屑の
境目は 何



神様の選んだ答
人間の望んだ答

違った時
どうする



神様は 意地悪ではない
空のないところは ない

ただ 淋しくて 悲しかった
なぜ 一緒に つくらないの



根も、茎も、葉も、花も
種から生まれた こども

育ってゆく中 たくさんの友が関わってきた
あなたやわたしの吐いた息も 詰まっている



床に落ちたパン屑を ガムテープに集めた
床は綺麗になった だけどゴミを増やした

こっちの屑が あっちに行っただけ
完全なる善行なんて 何処にもない



再生していない生 なんて
よくみれば ひとつもない

みんな特別で 素晴らしい
もうそろそろ 憶い出そう



★この記事を読んで下さっている皆様へ

皆様こんばんはうさぎクッキー
とうとう『この日』がやって来ました花火

最初この曲のデモを聴いた時
とても穏やかなのが印象的で

蒲公英の綿毛が空を飛んでゆくように
それぞれの道をゆくんだと思いました

その時はまだ、歌詞を知らなかったので
あくまで曲のイメージだけで、想像して

だから、前々回のyaasuさんの記事をリブログした時
蒲公英の綿毛の写真、使ったんだなと思い出しました

歌詞を知ったのは、しばらく経ってからで
テーマが庭づくりだから、向かないかなと

わたしが普段撮っている写真は、道端か、山みたいな公園
人間の手が入ってつくられた庭とは、趣が全く違うから…

神様が選んだ答と、人間の選んだ答が違う時
不都合を排除することで、バランスが崩れる

庭も、人間のこころやからだも、地球も同じ
バランスを戻そうとする時、あれこれ気づく

歌詞を読んだ時、似た話を聞いたことがある気がして
さっきようやく思い出したのが、インディアンの墓守

時代の渦に呑まれて、自分を見失ったボブという若者が
故郷に戻ると、森を住宅地に変える工事が始まっていた

工事を進めるうちに、先祖の埋蔵品と遺骨が出てきて…
放り出された遺骨を、ボブはひとつひとつ、土に埋めた

先祖の魂と対話しながら、荒れ果てた森を綺麗にしてゆく
ボブの行動が、本人だけでなく、街の人々もいやしてゆく


いやしの波紋が、星野さんにも届いて
星野さんの本から、わたしにも届いた

わたしもこの記事を通して
皆様にこのいやしを繋げる

確かにボブは努力したし、ボブのおかげでこの話は存在する
だけど、時代の渦がなかったら、おそらくこの話もなかった

そう思うと、ボブを変えてしまった時代の渦も、酒と薬も
完全に悪者かというと、そうとは言えないし、どれも必要



わたしたちは、ドラマが好き
弱者が立ち上がる、ドラマが

みんなに取り囲まれ、励まされ、応援される弱者が
困難にも負けず、諦めず、立ち上がってゆく定番が

一方で、主役でいたいがために、抜けられない人もいる
周りの人が泣いていたり、我慢していることも知らずに

わかりやすく、人に言える困難ばかりではない
みんなそれぞれ、いろんなものを抱えています



もう、弱者が主役のドラマは
卒業しても、いい頃だと思う

一枚の画に映るみんなが、同じように主役
それぞれ、抱えられるだけの何かを持って

自分や自分の周りに光が当たっている時は
誰かが、影を背負っていることも忘れない

全員が同時に笑顔で幸せは、あり得ない
みんな繋がっているし、再生体なのです



ではでは、お待たせしましたキラキラ
Just started - Re:born



他の写真隊の方々のような
謝辞の記事は書けなかった

あさんぽの友が、手を上げて別れる時のように
自然に、歩き出すのがいいな、と思ったから…

でも、本当に、関わった皆様全員に
「ありがとう」と言いたいです照れ

ひとりくらい、我が道を行く人がいても、いいかな
なーんて、今更言い訳めいたこと、書いても(笑)


ネコ先生には、もう、何かがみえている!?

ではでは
佳い夜を