その問題は、誰の問題
わたしの両親、仲が悪いんですよ、、、
お互い言いたいことを言って、ののしりあっている
小さかったわたしは両親の笑顔が見たくて
わざとふざけたり、間違えてみたり、
笑いを取ろうとしていたんですが
無駄な努力でしたね…
年を取ると余計に遠慮もなくなり
けなし合いはレベルアップ
どうにかならないものかと常に
わたしも妹も憂いていました
でも、最近気づいたのです
両親が高齢になっても元気でいられるのは
夫婦喧嘩のおかげなんじゃないかと
だって、50年以上一緒にいて
関係性を変えようとすればいつだって変えられたはず
喧嘩は生きる原動力
あれは好きでやっているのだ
困りごとは、困っている人の問題
この場合は、「わたしと妹」
当の本人たちは、なんにも困っていない
わたしと妹が「両親仲が悪くてもいい」と思えれば
何の問題もなかったのだ
嗚呼、50年に及ぶ壮大なコントを見せられてきたのか
人を変えようなんておこがましい
変えられるのは自分だけ、なのであーる
最近になってちょっとだけ変化があった
父が節目の誕生日を迎えたので
子、孫、一同に会してお祝いをしました
その時から、父が素直に感謝の気持ちを表すようになったのです
父が少し変わってから
夫婦間の会話も穏やかなように見えます
一方が変われば、もう一方も変わる
80代後半になったって、人は変われる
そんなことを気づかせてもらいました