こんにちは
量子場師tomokoです![]()
ご覧いただきありがとうございます![]()
長男は15歳まで場面緘黙でした。
今は社会人1年目。
場面緘黙を克服するまでのお話です↓
場面緘黙だった頃のことを、たずねることはしません。
ですが、近くの小学校(長男の母校)で運動会があったので
「正直、運動会ってどうだった?」と聞きました。
長男「二度とやりたくない
」
だよね~~~~~![]()
当時は、頑張っているように見えたけど(実際頑張っていた)
「頑張らされていた」というのが本当のところでしょうか。
(日本語おかしいけど)
自分の意志で頑張っていたというわけじゃなかったのね
(やっぱり)
体育が好きな子、嫌いな子
行事が好きな子、憂鬱になっちゃう子
いろんな子がいますが
場面緘黙児は行事が苦手な子が多いのではないかと思います。
息子は、行事も体育も苦手。
緘黙児は「緘動(※かんどう)」がある子も少なくないですから。
※緊張のあまり動けなくなる
長男は、幼稚園~小1ぐらいは、運動会の練習も嫌がり
本番もできるのかな?という感じでしたが
どうにかやり遂げました。
徒競走のピストルの音を怖がったり
感覚過敏があったから
体操着で半袖になることも拒んでいた。
学年が上がるにつれ
できないこともなくなっていったけど
やっぱり我慢してやっていたんだね。
(やらないと悪目立ちするから、それもイヤなんだよね
)
運動会で
自分の力を出し切って頑張った子も
やりたくないな~と思ってその時を過ごした子も
やりたくなくて休んじゃった子も、
「その時間を、自分なりになんとか乗り切った」
というだけで、素晴らしいと思うのですよ![]()
場面緘黙であってもなくても
ほかの特性があってもなくても同じ。
「うちの子、みんなと同じようにできなかったな…」
ということがあっても
お子さんはがんばってその時を過ごした、
これはすごいことなんです![]()
誇りに思ってくださいね![]()
場面緘黙だった長男は、自己卑下することもあっただろうと思います。
しかし、克服して進学した高専というところは
クセの強い個性的な人ばかりが集まるところで、
学校でしゃべれなかった自分も
「個性なんだな」と感じることができたのではないでしょうか。
高1の夏休みの担任との面談で
「中3まで学校でしゃべれなかった」と言ったら
信じられないようなリアクションでした。
とはいえ、ガラッと生まれ変わったのではなく
寡黙なほうだったと思いますけどね。
「しゃべれない」ミッションを掲げて生まれた
なかなかチャレンジャーな魂の長男を、誇りに思います![]()
場面緘黙の親子さんも
そうでない方も、応援します♪

