「F4 Thailand」波乱来たれり第六話。感動必至でした。 | まりのブログ

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性同一性障害者の私が、思いのままに生きるために頑張って生きてます。
性別適合手術をしてから2年になりました。
私はトランスジェンダーとして誇りを持って生きてます

☆う~...投稿できない~。何かのワードが引っ掛かっているらしいです。何処か教えてくれればいいのに。ここで苦戦しております。
一度書いたものを、どこを直せば良いのか分からず弄っているので、意図した文では無くなってしまったり、伝えたかったものが伝え損ねたりしてしまいました。残念でなりません。

病院のベッドの上で書いてます。
治療の合間に。
字幕無し視聴なために、超訳有ります。

「F4 Thailand」第六話。
ハナによる、ゴヤーを貶めてタームを奪う計画は、赤紙復活と言う、大事を起こしてしまい、またそれはゴヤーを酷く傷付けてしまいます。ゴヤーはそれだけに留まらず絶体絶命に陥ります。
しかしそれは、揺るがないタームのゴヤーに対する思いと潔さに、挫かれ、彼によってゴヤーは救い出されます。
穏やかな暇に、穏やかに寄り添うふたり...
ふたりは心を、より近付けます。
そんな時、彼女の前に帰って来る。
そう。レンが帰って来た。

最高のラスト。ターム、やったね。序盤、あんなに駄目を感じたターム。しかし気付けば触れ合いを始め、気付けばデート?そしてまた気付けばふたりは特別な信頼を手にしていました。
もうこう成ったら、ふたりは漫才コンビ。ボケと自分勝手な傍若無人さでタームご掻き回し、ゴヤーが強烈な突っ込みをタームに叩き込みます。
みなは笑いに包まれて、穏やかな学園がそこに在りました。
そして、更に。レンが帰って来た。
ここまでが前回のお話。

幕開けは堅苦しく。
とうとう、タームの母が始動します。
彼女は秘書にタームを追うように命じますが「大丈夫です」と示唆する秘書に、自らが調べたゴヤーとの触れ合いやタームの姉ティアの介入を調べあげていました。
...嫌みな人です。まさに氷の女王。そんな趣きです。前回のハナの起こした事件は当初、タームの母が起こしたのだろうと思っていました。しかし金融に関わるハナの父が浮上しているだけに、何かキナ臭い感じが拭えずにいます。
「全てが正しい場所に戻されるわ」

その頃、カニンと花屋の店長による"ゴヤー弄り"進行中。
「チューリップの、花言葉は~...初恋。なあ、ロマンティックだろ~う」
ゴヤーはしっかり話は聞きながら、歯を剥き出して否定します。傍らでカニンは大喜び。
「どうしたのよ、ゴヤー。レンが帰ってきたのはもう一週間以上も前よ。彼を諦めるの?」
「そのことじゃないの。少し不安なのよ。彼...変わったのよね」

""レンが帰ったあの日。レンはいつものようにゴヤーの傍らへ。タームなど気にもしません。
変わらないレン...だと思う。
「おい、こいつのことは伝えたろう」
割って入るタームに彼は。
「僕も嬉しいよ、おめでとう」
引き摺るものなど何も無いかのように笑顔を振り撒くレン。ただ、呆然とするしか出来ないゴヤー""

「分からないわ。でも、レンは以前と同じじゃないの」
「彼と話すか、彼と何かをするか、してみなさいよ」
「私...彼と会えないよ。だって彼はいつもF4と一緒だもの」
「そんなことはないわ、彼に近付くのを試すことくらいは出来るわ。そうね...彼と話す話題を見付けましょ。もしくは彼に何かをあげるとか?」
ゴヤーは、あのハンカチを思い出します。
「ハンカチがあった」
「それだけじゃ駄目よ。やはり話題は大事。ねえ、彼の何が同じで何が違ってるの?」
そんな時、店長がネット配信されていたF4の集いを発見。見れば、なんとレンらしき人物が女性とひどく親しげにして...いました。
「ちょっと、これを見てよ」
「きゃ~!スクショ~!拡大して!」
しかし、ゴヤーのスマホは相変わらず調子が悪い。
真っ暗...
「あなたのスマホは?私のは壊れてるのよ~!代えて、私のために捜して~!」
卒倒しそうなほどパニックのゴヤー。困惑しながらスマホを捜して走り回るカニン。
夜の花屋は大騒ぎでした。

翌日。学園にて。
ゴヤーはずっと落ち着きません。壊れたスマホを手に、何かを見付けたくて嘆いています。
すると、何か変?
ふと見れば、タームが先生を押し退け、何かを話してる。
「...おい、お前だよ、自分の名前を忘れたか!俺を見ろ、立て、裏から出て俺と来い、話がある」
ゴヤーは、やや面倒くさかったが、真剣なタームの姿に何事が有ったのか、それは気になる。
...しかし、先生、何も言えずたじたじ。生徒たちは色めき立ちはしないものの、言葉に合わせて、タームとゴヤーの間をキョロキョロ。ゴヤーがタームに思い切れないのって、"レン"だけじゃなく、"これ"も有る。
でもそんなガキ大将みたいなタームに愛らしさを感じちゃってるゴヤーも、胸の片隅に...
「これは重要で、とても緊急だと言ったろ。見ろよ、不在着信がいくつ有るか知ってるか?お前に何度電話をかけても繋がらないんだよ」
「は?...あんたは私にどうしろって言うのよ!電話は壊れてるの!」
「あ、ああ...よく分かったよ。なら、これをやる」
「何よそれ」
「知らないのか?これはスマホだ、受け取れ」
「なんで私がそれを受け取らなくちゃ行けないのよ!」
「何でそう面倒くさくするかなあ。お前を捕まえておくことは出来ないだろう?あの日のことは、電話が壊れていたことが一因でもあると思わないか?」
「違うわよ」
「受け取るのか、受け取らないのか?」
「要らない」
「こんなことがあったらどうする?ほら、スマホが落ちてる。俺は行くから。拾ったことにしろ、な」
タームは足元にスマホを置きます。
「お~い、スマホがここにあるぞ~来いよ~手に入れちゃえよ~」
ゴヤーは慌ててそれを拾います。
「ああ、ああ、分かったわよ、これで満足?」
タームは嬉しそうな顔をする。
「満足そうね...」
「なあ、土曜にデートしないか?俺たちのデート。お前と俺のデート。今度はF4クラスのデートをしよう」
「F4クラスって?ううん、それが何かなんて知りたくもないわ。それに私は行きたくないわ」
「もう準備は万端なんだよ。時間と場所は電話する。後でな」
タームは揚々とその場を去ります。
「私は行くなんて言ってないわ!」
「来ないとは言ってないよなあ」
「私は行かな...」
タームはスマホを耳に宛がいます。
「俺には聞こえない~♪おう、カウィン、何してる?レンがまた出て行きたくなったか?あいつ、フランスから戻ってから何があったよ...あん...帰りたいって?...」
呆然と立ち尽くすゴヤー。
...ボケ有り、ゴヤーがイライラを際立てて、次の展開へ導かれます。更に彼女の悩みの根源、レンに対して時間がないかもしれないことを思い知らされる、そんなシーンでした。
そしてちょっと伏線のような気がします。この受け取ったスマホ、無駄にならないか、トラブルの種かも。

ゴヤーはあの屋上へ。
はあ...やっぱり、居ないよね。
ハンカチ...置いて行こうか...
「まだここに隠れているのかい?」
レン!
しかし、ゴヤーにはあのレンの動画が過ります。
「あなたはもうここには来ないかと思ったわ」
「何故?」
「あなたは変わったように見えるから」
レンはスマホばかり見ている。
「もう何も描いてないの?」
...ここで意味深な短い映像が挿入されます。薄暗い部屋。如何にもな"別れ"のイメージ。

レンはゴヤーを見、また反らす。
「...スケッチブックを失くしたんだ」
レンは笑みを見せます。作り笑い...
ふたりとも、言えない何かを喉に詰まらせて、相手を探っているかのよう...
私はこの人に、堪えられない想いを吐き出せば、少しは楽に成るだろうか...
「タームは君を上手く扱えていたかい?」
「タームとはデートしてないってば。付き合ってなんか無いもん。あいつの妄言よ」
「怖がることはないよ。彼とデートしたとしても、僕たちはまだ友達だ」
ゴヤーはホッとしたように微笑みを溢します。
「いいね」
反してレンは、複雑な表情を浮かべます。そして疚しい笑みを携えて...
「もしくは、友達、それ以上を望むかい?...彼に隠れてデートすればいい。タームが知らなければ問題ない。だろ」
ゴヤーは答えられない...
「からかったんだよ。君は何でもマジに受けとるんだな」
沈黙。
「真面目に受け取った?」
「私はあなたのハンカチを返したかっただけだから」
「君が持っているのを忘れていたよ...」
「行くわね」
レンは、ふと、溢す。
「何かさ...君が何かをすると、僕はそれがどれだけ大事なことかってことを感じてならないだ。...僕が帰ってくるのが遅すぎたんじゃないか?違うかい?」

「もう駄目~!」
花屋は大騒ぎ。カニンはノリノリ、店長(おじさん)は頭を抱えています。
「彼とは何で駄目なのよ~」
「彼はあなたを誘惑したのよ。人生経験のある私でも、アドバイスは出来ないわ。でも...その関係は間違ってるわ」
「確かに。でも、私は思うの。私はここにいる私の友達に嫉妬しているのよ。あなたを気にしている人が右にも左にいるんだから。ひとりはあなたの心を揺り動かした初めての人。もうひとりはあなたに酷い思いをさせた変人よ」
ゴヤーの頭の中は混乱しています。
レン推しのカニン。「子供っぽい」と言いながらもタームを推す店長。
「...私はしたいようにするわ!問題は私じゃないのよ」

「何だって?有り得ないだろう、友達でいたいだなんてさ。動物園?子どもかよ。お断りだね。俺はそんなとこに行かない」
「良かったわ。あなたが行きたくないなら、来ないで。じゃあね、切るわよ」
プツッ。
「見てよ、私は分かってたわ!これで終わり」
「あんたらはもっと礼儀正しく話せないのかしらね」
そして、改めて、店長の力を借りて、"何とか穏便な解決をはかろう大作戦"を開始します。
が。控えめに徹したゴヤーは、調子に乗ったタームに振り回されて、たっぷり恥をかかされてしまいます。
カウィンやMJは傍らでけらけら笑い、レンも微笑んで居ます。
「お前が行きたくないなら、代わりに僕が行ってあげるよ」
そのレンの言葉が、"ゴヤーしっぺ返され大敗戦"は幕を閉じます。
ゴヤーはイライラをプチプチにぶつけ、騒ぎ立てます。カニンは冷やかし、店長はただ呆れるばかり。
そこに来訪者。
ティアです。
ゴヤーとティアを乗せた車は夜の街を走ります。
ティアはあの日と変わらず、親しげで大胆で、ゴヤーは心から気持ちを許します。
好い人。
でもなんだろう...言葉の端々に引っ掛かる、物言い。

ゴヤーは程好いところで降ろしてもらいます。
ラインを見ると、カニンからの会合の誘い。
ふと思う。レン...
...レン?!
「またここで会ったね」

「レン、何があったのか話さない?フランスへの旅はどうだったの?」
「ポストカードの中のフランスは好きだった。君の頭の中には何が見える?それはどんなもの?」
「...ミラーと何かあったの?私は知りたいだけ」
「君は僕を心配してくれているのか?でも必要ない。彼女が僕を見た時、とても嬉しそうだった」
...また違うイメージ。ミラーはレンを受け入れなかったのか?
「ありがとう。問題から目を反らさないように言ってくれて」
「本当に?」
「本当さ。...今度は君について話してよ。調子はどう?」
「話すことはないわ。私の人生は退屈なの」
「そうかい?それは真実じゃないな。全てでもない。君の人生は、カラフルだよ。...でも僕は君の言うことは信じるよ」
レンはゴヤーの靴の留め具が外れている見て、嵌めてあげる。制止する時...
「君は全ての人の側面が全て同じだと言うが、やはり頷けない。なぜなら僕は違うんだ」
「...帰りのバスが来たわ。行かなくちゃ」
ゴヤーは逃げるようにバスに飛び乗ってしまいます。取り残されるレン。
ふと、彼は歩み出ます。道端にゴヤーのスマホを拾います。


帰宅してぐったりのゴヤーに、弟のスマホを通して「電話が繋がらない!」とタームからのお叱り。ゴヤーは落としたのを思い出したけれど、「花屋に忘れたのかも」
いつもながらの騒がしいやり取りを繰り広げ、ふう、とひと息。
で、終わらん!
「グラーカーオ、何よ、そのスマホは!」
「タームがくれたんだよ」
「は?」
居間では両親が山積みのスマホを眺めています。
呆れるゴヤー...嘆きの夜に成りそうです。

その夜。レンは再び、絵を描き始めます。
暗めなタッチ。それを黒く塗り潰します。
そこにタームが。
「レ~ン、レンレンレン!俺にはお気に入りが必要だ」
「何?」
タームはゴヤーと行く動物園向けの服選びを付き合って欲しがります。彼の着せ替えショーが始まります。

レンは大笑い。タームが怒ると、
「笑ったのは滑稽だからじゃなくて、もっとシリアスな話しかと思ったからさ」
「そう言えば、帰って来てから、お前は笑わなかったな。向こうで何かあったのか?と聞いても何も答えてくれない。お前は混乱しているみたいだな。...大丈夫か?」
「さあね、お前のシャツを選ぼう」
しかし、タームはゴヤーのスマホを見付けてしまいます。
「彼女が僕と会った時、落としていったんだ」

動物園デートの日。
タームはいつもの洒落洒落な格好。ゴヤーは帽子を被り、シンプルかつシックな感じ。

「マジその格好?」
「お前の服...可愛いな」
「は?そんなことより、ここ、鳥たちに囲まれるんだよ」
ここにはカニンも来ています。
...なんとカニンの連れはタイドラマ「2gether」のボスさんこと、チョンナカン・アーポンスティナン君。彼、カニンの恋人テスラはタームを茶化しまくります。空振り系ボケ具合はまさにボスさん。今回は恋人居るから自信満々です。:p
当然、タームは耐え難い怒りに胸の内は燃え盛りますが、耐えます。耐えます。...たえます!

...動物園映像は見事。愛らしい多様な動物たちをたっぷり堪能できます。

...鳥に囲まれ、嫌そうな顔をするターム。ですが、本人、ワチラウィット・チワアリー君はトカゲ系以外、動物大好き青年。真実は浮き浮きだった筈です。
カニンとテスラとは途中で別れますが、テスラに弄られまくったタームの吐き出せない怒りは、ゴヤーに買ってあげたぬいぐるみが、とばっちり。

それからは、ふたりは穏やかな動物園の雰囲気に、居心地の良さを感じ始めます。
「良かったよ。こんなところも」
「付き合ってくれてありがとう」
「ありがとうなんて必要ないさ。...お前の良い友達に、俺は成りたい」
「あ...ターム、ハッキリ言っておくわ。あの日、私は貴方の恋人だなんて言ってないわ。私は恋人じゃないのよ」
「分かってる。俺が尋ねたら、何て言われるかも分かってた。でも、お前の心を少しでも楽に出来たらいいかなって。だから、俺に自信がある時、また聞くよ。答えを焦るなよ」
「あなたはやりたいことは、やり通すよね」
「俺に他に出来ること、あるか?今、俺に出来るのは、ただ...お前が俺と同じように感じてくれるまで、やれることをやるしかないだろう。でもお前は、お前が望むように、強い意志を持っていればいい。ただ俺は、何よりお前が欲しいんだ。分かっているだろう?」

ゴヤーの頬に手を宛がうターム。躊躇いながら避けはしなかったゴヤー。
「お前の顔を赤くさせる、これが今出来る、俺の全て」
「あんたが頬をつまむからじゃない!赤くなるわよ」
「へへ、なあ、写真撮ろうぜ」
和やかな時間。縛り付けた、強引な交際宣言が解かれ、取り戻される時。
でも、もとの通りじゃない。全く違う彩りの明日が待っている。
でも。ゴヤーは、あの失くしたスマホはバスに置き忘れたと嘘をつく。そしてレンと会ったことも隠してしまう。
タームは「休憩所にいるよ」とひとりで行ってしまいます。
みんな溜め息混じり...どうしたら良いのか、誰も分からない。
ふと、タームの耳に入る声...
「カニンは俺のタイプじゃない。当たり障りが無いんだよな~。ああ...繋ぎだよ、そろそろ終わりかなってね。でもカニンの友達がさ、名前だって?ゴヤーだったか?結構、可愛かったかな。先に逢ってたら、確実に行ってたね~、カニンじゃないね。...だよな~」
当然、テスラである。テスラはタームと目が合ってしまう。
「...悪い、行かないと」
テスラは電話を切ります。
タームは睨み付けています。
「よう、なんて顔してんだよ、少年。君は彼女に興味がない、だろ?ゴヤー、次は俺が頂いていいか?」

当然、こう成ります。
しかし。駆け付けたゴヤーは赤紙の持つ力を奮っていたあの頃のあなたと変わらない、と非難します。
タームは堪えきれず、その場を去ります。

カニンはテスラと別れてしまいます。「これでいいのよ、良くなるわ」と言葉少なく。

ふたりの電話を、傍らで聞いていた弟は「それって、タームが悪いの?」
ゴヤーは何も返せません。晴れないものを、ぬいぐるみに当たりますが、手を切ってしまいます。
タームもプールに八つ当たり。椅子やら何やらを投げ飛ばしてスッキリ?出来ようもありません。
そこにカウィンとMJが現れます。
「やってくれたな」
...GMMお約束。宣伝タイム、ですが、ベタなペ○シコーラでした。強調見せ見せ無しです。
「もうゴヤーだろうが誰でも構わない」
「言うな。結局、お前は悩みあぐねいて、ゴヤーを愛していることに気付くだけだ」

...カウィン、MJの"タームのための恋愛講座"。ふたりは善き脇役に徹し、恋愛エキスパートぶりを披露しています。それからカニンの失恋が有りましたので、これからカウィンとの巡り合わせが有りそうですね。
如何にして彼女の心の傷を癒せるでしょうか?叶うなら、タームに関する誤解も解けないものでしょうか...
3人は手を合わせて、タームの恋に挑みます。

翌日。F4ルームには誰もいません。もう元には戻れないのでしょうか...
しかし、不思議と皆の様子が騒がしく変です。テレビ?
なんとミラーに関係する、ある恋愛スクープが取り上げられています。
ゴヤーは走ります。屋上へ。
レン!

「愛は孤独でしかなかった...」
レンはパリでの悲しき"こと"を切々と語ります...
ミラーはレンの来訪を受け入れてはくれたらしい。でもふたりが見ているものは全く違うと思い知らされた。そして...
「全て知っていたよ。僕は惨めだ...」
ゴヤーは、レンのために叫びます。

「あなたは惨めなんかじゃない!」

...展開そのものは印象に残るほどのものでは有りませんでしたが、その全てに笑いと、そして感動が溢れていました。
もどかしいほどの青春が満ち満ちておりました。
中でもタームの決め付けられたレッテルと、レンのパリでの真実は、涙で画面が霞むほど、心を揺り動かされました。
クライマックス、ぜひ、完全なものをその目と耳と、心で観て欲しいです。ゴヤーことトンタワン・タンティウェーチャクンの迫真の演技は堪りません。
毎回、必見!とつくづく思いますが、今話は特に思いました。
レン、最高です。でもタームも最高なんです。どうするゴヤー。私達もどう見守り、どう期待して行けば良いのやら。
こんなにも悩まさせられるなんて。過去最高の「花より男子」、必見です。

そして。待ちに待たないタームの母。次回は確実にその魔の手を奮いそうです。来る来る詐欺をし続けてきましたが、次回は危ない。
そして、あのスマホの行方は...
また、レンとゴヤーの姿を見詰める目が...燃え滾る嫉妬の炎を隠せずには居られなくなっています。
そんな...争わないで欲しい。
そう祈りながら、第七話をお待ち有れ。
もう本放送は第九話待ちですよね...涙。


☆わたくしごと。
治療のセッション2、今週から本格開始しました。
抗がん剤治療は、何しろ、疲れます。副反応と検査と。
私に出ている副反応は、吐き気、倦怠感、胃痛、17日にも及ぶ便秘(不調ですが、なんとか解消)、熱...
そして脱毛。髪がごそごそ抜けてます。髪を掻くと、手にごそっと毛が付い来ます。さすがの私も?ビビりました。
"髪は女の命"
意外に大丈夫だなあ、と今でも思いますが、先日、看護士さんが「髪、綺麗なのに」と呟かれたのを聞いた時は、ちょっと、胸の隅っこが、小さく波打ったのを感じました。
伸ばしていたしね。夢の腰までを、二度も途中頓挫した過去。それでまた伸ばしていたのに。今回は"命と引き換え"。
それも絶対に生きられるかは運次第。
17cmの球状の癌。そんなのが胸に在る。肺を圧迫し、気道や食道を潰し、心臓こそ危ういところでしたが、際どいところでは脳へ流れる血管を圧迫していました。それが浮腫みを招いていたんですね。
...もう少し生きるために、治療、頑張ってます。:)