女っぽい心と秋の空 | まりのブログ

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性同一性障害者の私が、思いのままに生きるために頑張って生きてます。
性別適合手術をしてから2年になりました。
私はトランスジェンダーとして誇りを持って生きてます

前回は失礼いたしました。
私のブログが"健全なAmebaの運営に不適切"にあたるそうで、正直、もっと制限して書かないと真実を伝えられないんだと、ちょっと溜め息まじりです。
リハビリの事しか書いてないのにね。
また削除されるかもしれませんが、"健全"に挑んでいきたいと思います。:p


前回の書き込みで、ようやくダイレーション(膣拡張リハビリ)におけるダイレーター3号の4インチ達成を叶え、気分揚々の私でありましたが、調子に乗って、翌朝から3号で始めてみたものの、2インチ半を超えず、頭を抱えるばかり。
慌てて2号に戻し、やり直し。
それでも翌日には1度目を2号、2度目を2号45分、3号を45分。今では2回目を3号始まり2時間くらい為してみる事も。
良い具合に3号に進めました。
でも、さすがに疲れます。
腰だけで無く、全身が疲れて大変です。
あげく血が滲むし、腫れるし、あちこちがちりちりと痛むし、翌日も一日中、落ち着きません。それでも日に日に落ち着いて来ていて、今日も相変わらず患部に赤みが残っていますが、毎日、着実に見えてくる"完治"を楽しみにしています。
よく食べ、よく寝て、体を守る黄体ホルモンをしっかり摂って、体の治癒に励みます。

さすがにダイレーター3号は迫力が有ります。体の中にずしんと突き抜けます。
しばらくあまり感じなかった「やりたくないなあ...」と言う思いが、つい、沸き上がります。
だからこそ、映画「バーレスク」を繰返し観ています。
Blu-rayを購入しちゃいました。
前回も書いたのですが、改めて。
「バーレスク」は、田舎から出てきた少女が、何気無く立ち寄ったショーパブでその華やかさに魅入られ、全力で取り入り、後にドップにかけ上がって行く。そんな話です。
メローな内容はもとより、衣装や仕草、そして歌とダンスがあまりに麗しいのです。
心惹かれ過ぎて、頭の中はボンデージファッションやセクシャルなイメージで満ち溢れています。:p
"どすこい"体型の私にでも奇跡は起こる...と信じて、また繰返し「バーレスク」を観ています。
お陰で私の意志力は潰えず、また今日もダイレーションに励むのでした。:p

う~...美しく麗しく、せめて細身に生まれたかった。水泳がいかんのよ。
下着姿で居ると、如何にもプロレスラーだもん。がっかり、ぐったりですわよ。
女性ホルモン錠の量も100%元に戻したので、いい感じにお尻と胸にお肉が付き始めましたが、同時に下腹部にも付くからね。
女性らしい体つきの代償は、ボンレスハムかドラム缶か...
痛ましい...
でも私の理想は骨ばった女の子では無く、程好くお肉もちもち、もち子ちゃんだもん。
これでいいのだ。
...(。-ω-)zzz


見た目は無理なので、求めるは心の支え。

「バーレスク」を観ていて、当然、主人公アリに焦がれるのですが、実のところバーレスクのオーナーのテスと仕切り役のショーンの関係に憧れます。
ショーンはゲイなので、テスとは一線を超えた関係には成りません。ですが、故に「愛してる」と口にし、何でも語り、叱咤し、弱気まで見せられるふたりの姿、それがとてもいとおしいです。
そんな人間関係が全ての人と育めたら良いのに、と願わずには居られません。よね。
たかが"性別"が、つい、言葉を躊躇わせ、人の心を近付けさせない。そんな事って多い。
勿体無い。
なかなか難しい...って事は理解できるけれど、この"躊躇い"のせいで孤独になってしまったりするのはいけません。
今は「正直に生きよう」って世の中。手を差し出し、自らの心の枷を全力で取り払って、声をあげよう。
「友達になろう」

その言葉を貰ったら、あなたの"寛容"を解き放って、あなたのショーンを受け入れてください。
テスのように心救われ、笑顔が麗しい"あなた"に気付ける筈です。

...他力本願。


よれよれ私と黄色の絨毯。

秋はいいね。今年は味わえないかと思っていたから、とっても嬉しい。


あっと言う間に12月ですね。
10日にはSophiaでクリスマスパーティが有ります。行きたいのですが、まだ外出は躊躇われていまして、ぎりぎりまで悩んでいます。
29日~31日には東京ビッグサイトにてコミックマーケットが開催され、今年もコスプレ参加するか悩んでいます。
ひと月も"進まない生活"をしてしまったので、少し貪欲な人生を楽しみたい。だから、情報収集を始めたいと思います。
何れも、何処でも、堂々とトランスジェンダーとして恥じない"私"で立ち向かって行きます。
Amebaで躓きましたが、"負けない"では無く"めげない"私で