先日、アメリカで「性同一性障害」と言うものが、思わぬ事から話題に成ったそうです。
かつてのオリンピック選手でもあるブルース・ジェンナー氏が、バニティ・フェア誌で表紙を飾りました。その姿たるや、とても美しい女性の姿だったのです。
彼は5歳の頃から性別の不一致に悩み、65歳に成った今、性転換を含めた性別の解放を宣言したのです。まだ性転換手術はしていないと聞いていますが、顔の整形と豊胸手術はしたそうです。名前もケイトリン・ジェンナーと称し、とても麗しい姿でした。
はあ…前回、整形手術はしないと宣言したばかりですが、心揺れます。何より全女性の願いと同じく、美しく在りたいですからね。
でもちょっと…家族ドキュメントのテレビ番組やお騒がせセレブの娘さんとかの話を聞くと、性同一性障害の告白さえもビジネスライクに感じてしまって寂しいです。
それでも、これから性同一性障害者に対して「何、あれ?」と言う目や言動が、「ケイトリン・ジェンナーみたいな人なのね」と言ってくれれば、お互い、楽に知り合えると言うものです。
これからも、有名な人がひとりでも多くテレビ等で姿を見せて、違いなんて無いんだよと語ってくれれば、「障害」と言う言葉さえも取れるようになるかもしれないじゃない?
ケイトリンも「私を見て欲しい」と言うように、長い間、自分らしく出来ずに心だけで無く生活や交友関係さえも滞ってしまった性同一性障害者は多い筈なので、勇気を出して変わった幸せな姿を見て欲しいのです。
今まで、存在が「無」だったように感じていたんです。幸せも不幸も何もかもが、世界にも誰にも家族にさえも何の意味も無いのではないかと思い悩んじゃう事も有ったんです。
…と思います。
私も色々と悩んだけれど、「らしく」生きるようになって、今の幸せが過去の苦しみを次々と重ね書きしちゃいました。
ああ、頭の中が花畑ですみません。
みんな、化け物扱いでも良いのです。化け物ここに有りき、を、見て欲しい。誰にも見られない誰にも見せられない日々を重ね書きしたいのです。
…と思います。
ごめんなさいね。雑で。
性同一性障害って、みんな、当人さえもよく分からないと思う。
何にも変わらないんですよ。あなたと。♪(*´▽`*)
ケイトリン報道はいい事ばかりになるといいなあ。
でも、ちょっただけ残念な事も有りました。それはその折角の期待のケイトリン・ジェンナー報道の内容です。
私はフジで2回、日テレで1回見ましたが、「あのスポーツ選手が」と「ツイッターフォロワー1万人最速ギネス記録」ばかりが語られていました。その上、ゲストの不快そうな表情が流されたり、司会者の「実力のある選手だったんですけどね…」と言う締め言葉なんて、この「…」の後って「残念です」としか入らないじゃない。ぷんすか。
ケイトリンも含め、みんな、悩まない日は無かったでしょう。
中でも人間関係、それも家族の問題は最後で最大の壁ですよね。私の性同一性障害の知人も、両親とは決別したと言っておられました。
私は運良く、時間こそ掛かりましたが、母の理解だけは得られました。
そんな母でも、一時はたくさんの冷たくも酷な言葉を吐き、長い説得と促しの時間を経て、今は、それを償うように私に温かみを育めるような言葉をくれました。
でもね、本当は、私はただ、「思いのままに走ってみなさい。私はずっとここにいるから」そう言ってくれれば充分だったんだよ。
私って贅沢です。:p
友情もこのくらいでいいのよ。
まあ、持て囃してくれたら、心底嬉しいですけどね❤私なら踊って差し上げます♪
だから母の前で腹踊りならぬ乳踊りを踊って差し上げています。相当、嫌がられていますけど…
性同一性障害って大変そうだけど、頭の中を軽く保てば楽しいぞ♪
私みたいに元々軽ければ、幸せあまって花が咲きます❧
ね、ケイトリン♪
あっ♪女性ホルモン錠服用開始から9ヶ月になりました。14ヶ月で女性にしか見えなくなった...なんて写真付き記事を多数見ているので、あと5ヶ月で私もそこまで行くのかなあ...と期待と不安が入り混じって、脳が考える事から逃げています。:p