言葉が上手く纏まらず、いつも以上に乱文です。すみませぬ❤
12月6日、女性ホルモン服用開始から3ヶ月目に入ってました。
よく続きました。あっと言う間のような、長い3ヶ月だったような。でも、著しい変化が有った訳でも無いので、何とも平凡な日々を過ごしている内に経っちゃったって感じです。
3ヵ月の壁も有りました。前回の書き込み時から感じていた、男性ホルモンの影響が消えてしまったような感覚は、とても強くなっています。
勃起的作用は、性的刺激を誘発しそうな映像や画像を観ても殆ど反応しません。もう今やゼロに限りなく近い状態です。
ちょっと品の無い話ですみませんが、あえて参考にして欲しいので書きます。精液なのだと思いますが、頻繁に漏れます。色味は無く粘りも無く、気付くとちょっと濡れている事が有ります。
尿漏れだったりして…Σ(゜Д゜ノ)ノ・・ノ゙ッッ
睾丸は縮小していますが、面白い事に大きさが日によって違います。今までもそうだったのかなあ?
胸の存在感は確実に増していて、視覚的にも随分、女性の胸らしくなってきました。まだまだ小さいですけれど、毎日、豊胸マッサージしています。女の子同様、日頃の努力を怠りません。
ただやはり体の骨格が良いので裸が麗しくない…悲しいけれど、こう言う現実は受け入れてこそ性同一性障害者の人生だと思うので、あまんじて受け入れ、全力で抗います。
先ずは、着痩せする服を選んで着るようにしています。私は背が172cm有るので、当然レディースサイズのLでも少し小さいくらい。ですが、私はMを着ます。Mを着ると、腰が大きくなった私の体型ならウエストラインがしっかり出るので、結構フェミニンを振り撒けています。:p
背中も締まっている上着を着れば、背筋がぴんと成りますので、体のラインが各所に出て、すごく良いですよ。街ですれ違いざまに私の顔から見た人はボディラインを見て大概、振り返りますし、背中や横から見た人は、女性だと勘違いしたままの人が居るようです。
男子トイレで何度トラブルを起こした事か。ちょっと面白いです:p
それにしても乳首周辺が痛いです。今まではうつ伏せする事に抵抗が有る、もしくは痛いので気を遣うくらいだったのですが、今は全く出来ません。
これってずっとここままなのでしょうか?初夏の涼しい朝とかにはうつ伏せでだら~っとまどろみたいけど、来夏は難しいかも。
前にも書きましたが、女性ホルモンを服用していると精神的に繊細になり過ぎたり感受性が上がったりすると聞いていましたが、私、相変わらず、全く変わりません。元々映画を観ながら泣き易い体質だったので、それ以上に成ったと言う実感は全く無いです。
と言うより、体の変化と向き合いながらの日々は楽しくてしようが無いし、ファッションも総入れ替えして自分らしく居られる時間に高揚さえしても、鬱になんぞ成っていられません。髪も伸ばせるし、可愛い服も着放題。体の全ての線が丸くなり、二の腕や下腹部のお肉に感動出来ます。
性同一性障害かも、と悩んでいる皆さん、毎日が楽しいぞ~。
でも女性ホルモン服用は自己責任で。多くの危険も有る事を忘れないように。
先日「クローズアップ現代」で性同一性障害を特集していました。
こう言うちゃんとした性同一性障害の特集は歓迎したいです。性同一性障害が理解され、避けて歩くような世界に成って欲しくないですからね。
でも、内容を見て、ちょっと違う不安に成りました。
描かれていたのは、小学校に入学を控えた少年なのですが、「スカートで登校したい、でも周囲の目が怖い」と言う葛藤を抱えているとの事でした。
私は「気持ちが分かる」と思いながら疑問も湧いてきました。それは、もしスカートが好きなだけの子だったら、この子は性同一性障害のレッテルと共に生きていけるのだろうか?と思ったのです。もしかして「あのおもちゃ買って!」と駄々を捏ねる子と同じ原因だったなら、こんな決断力の無い幼い時期に生き方を決めてしまう事には成らないでしょうか?と不安にさえ成りました。
人って例え奴隷で有っても、その中で幸せを見つけ出して生きていけるものだと思っています。
私も違和感を感じながらも、男らしくでは無く、男と言う区別の中で自分らしくあろうと頑張って生きて来ました。私はいじめの対象に成り易かったし、男性的価値観を振り撒く行為に乗り切れず、疎外感を感じる事も多かったです。
ふと、昔のアルバムを見ると、私っていつも泣いてました。髪を伸ばしたがり、今と違いルーズで大き目の服を着たがったようです。きっとスカートのように思えたんじゃないかなって思います。
そう言えば、映画「ブレイブハート」を観た時、あのスカートを履いて出かけたいって本気で思っていました。その為にスコットランドに行って買って来ちゃえば履けるかななんて計画しました。
性違和を実感したのは18歳くらいだったと思いますが、少なくとも5歳くらいには、私の性違和は始まっていたようです。同世代の従姉が男っぽく見えること、まあ❤
もとい。
あの子は周囲の目を気にして居ました。あの年からホルモンを摂ったりすれば、骨格から何まで女性的に成るでしょう。でも、周囲の違和の視線は変わりませんし、子供が産めないなどの完璧でない事実は、心を追い詰め、性格を歪ませたりする可能性も有ります。
クローズアップ現代では学校側の受け入れ体制ばかりが取り上げられていましたが、私は受け入れ体制を充実させるより、不完全な中で自分なりの選択をする事に否定しない学校で有ればいいのだと思います。
男性の学生服の腰を絞ってみたり、髪型や立ち振る舞いだけでも女性的になれます。「オカマ」って馬鹿にされるかもしれません。でも、覚悟を持って、その現実を乗り越えてこそだと思います。
私はおばさんになってから女性化を始めました。でも、これで良かったと思っています。頑張って生き抜いたからこそ、誰にも愛されなくても、奇異の目で見られても、気にしません。そんなお馬鹿になりました。:p
ちょっとした話。
先日、近所のイオンに行ったのですが、その時トイレに行きました。用を済ませ手洗い場で身繕いをしていると、イオンの警備員の方が入ってきました。彼は鏡越しの私と目が合うと、私がいかにも女性的な何か(服装か雰囲気か口紅リップ?)を携えていたのか、彼は驚いたように目を丸くしました。でも、彼は直ぐに状況を理解し、指で帽子のつばをつまむと、そっと微笑んで「ゆっくり、楽しんでいって下さい」と言ってくれました。きっと、驚いたような顔をした事を、悪い事をしたとでも思ったのでしょう。
冷静に考えるとトイレで言われるって笑っちゃいますけど、でも粋に感じられて、私、ちょっと心がほくほくしちゃいました。
前にも同様の事を書いた事が有りますが、生きると言う事に悩み続けるたくさんの人に力に成れたらいいな、と願い、また書きます。
ある、あがり症の人のブログを見ました。
自殺を考えるほどの苦悩が綴られていました。その子は自己啓発の専門家と出会い前に進めているようですが、賛同する人達が多いようなので、あがり症で悩んでいる人がどれだけ多いのかと実感させられます。
そう言う私自身、あがり症でした。前にも書いたかと思いますが、私は役者を目差していました。その時、オーディションや養成所の昇格試験、多く練習の際にも足が震え、声が震えました。
何故こんなにも駄目なのかと自問自答する毎日。人に話しかける事を恐れ、頑張って話しかけても、大概、聞き返される始末。私の声が小さいのかハッキリしなかったんだと思います。自信が無いんですね。全ての会話が一回勝負だと思い込み、失敗があまりに怖かった。
でも、今、聞き返される事は一度も有りません。名前も知らない人達と街角で井戸端会議しちゃったり、お店に行けば店員さんとお喋りしちゃったりしてます。
私は思います。自分を人間だと思わなければ良いんです。
私は今や乳と男性器の有るミュータントです。だから唾をかけられたり笑われたり話のネタにされる事も有るかもしれません。それで良いんです。私は今、誰かの話題の中心です。:p
凄いでしょ。
こないだなんてブックオフで女の子2人が「あれ、男だよね」って言っているのが聞こえました。「聞こえてるぞ~」って心で思っていましたが、人を指差す彼女達より堂々としていた私は立派だったと思うのです。
笑われてもバッシングされても、私は気にしません。微笑みを失わなければいつか素敵な事が起こると信じています。
馬鹿っぽいけれど、もし、それで怪我させたり怪我するような事に成ったら、泣いて謝ります。それは情けない事じゃない。
そう信じます。
負けましょう。無理せず負けちゃえば良いんです。最下位でもゴールには辿り着けます。待ってる人が居ない?元々居ないのよ。なら変わらないじゃない。:p
恋人なんて居ないからって嘆かないで。私なんて恋人らしき人なんて居た試し無いよ。性交渉した事無いよ。
辛かったら善悪考えず、私を笑いなさい。誰かより上だと思えば少しは楽に成れるでしょ?
私は完璧なんかじゃない。愚痴もするし嘆くし怒るし泣くし。嫌われたくなくて余計な事をして逆に嫌われちゃったり。:p
誠実に。そうして私達は風変わりな優しいミュータントになりましょう。
ご立派な事を書いてしまいましたが、これで乗り越えられるものでは無いと思います。
どう足掻いても頑張っても、あがりとか自信の無さとは、そう簡単に乗り越えられる事では無いと思います。
でも、諦めちゃ駄目です。社会倫理も逸脱しちゃ駄目です。自分だけは、と自分を守りましょう。それは誇りに成る筈です。
そして力に成る筈です。
信じましょうよ。そして、まず明日を試しましょう。