10月に入り、青空が続きますね。
ここのところ、仕事が続いて、休みと天気が噛み合っていなかったので、久しぶりに家を開け放ち、洗濯機を4回、回してようやく夏服をしまうことができました。季節ごとの家仕事は、いろいろとあるものの、なかなか追っ付きません。
さて、わが家の畑で採れた栗も、ようやく皮むきの時間ができました。
栗というと、ほんま皮むきが大変で、栗の実がなってても、ずっと放置状態。ご近所のおばあちゃんが、「拾わせてもらってるよ」と、取りにきて、しまいには「えぇ栗やで、拾わなもったいないで」と持ってきてくれるほどでした。
そーいえば、以前、刃物産地の「新潟県三条市」に行った時に、栗むき器を買ったような記憶が。。。あわてて台所を探してみると、引き出しに仕舞い込んでいた、栗むき器を発見。栗の時期が終わった後に買ったこともあり、すっかり忘れていました。
その名も
【栗くり坊主Ⅱ】
早速、使ってみると。
お〜 おぉ〜
固い鬼皮も、面倒な渋皮も、す〜い、すいと
りんごをむくようにむけるではありませんか
驚きの大発見。なんでもっと早くに使わなかったんだろうと、後悔するほどの切れ味でした。
この栗の皮むき器を製造している「suwada」 は、1926年(大正15年)、釘の頭部分を切る「喰切」と呼ばれる道具で創業し、「刃と刃を合わせて切る」ニッパー型刃物の製造に特化したものづくりにこだわっている会社です。
ここ最近では、力を入れずにきれいに切れる「つめ切り」が有名で、材料選びから仕上げまで、一貫して職人の手仕上げで製造されています。特化した技術を持っているからこその道具ですね。替え刃もあるそうなので、お手入れしながら、長く使えたらいいなと思いました。
ということで、手間ひま、そんなにかからなかった、栗ご飯です。
栗くり坊主Ⅱ、最高です。