念願だった軍艦島に上陸することができました。

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炭坑で栄えた島「軍艦島」は、実はニックネームで、本名は「端島(はしま)」というそうです。「端島」ということや、軍艦島があるの所が長崎県の「野母崎」ということだったり、「軍艦島」ということ以外、何も知らなかった私。
アイランド号の船長さんである馬場さんに、いろいろと教えていただきました。

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軍艦島で石炭が発見されたのは、江戸時代後期のこと。1890年(明治23年)ごろから本格的に採掘されるようになりました。しかし、エネルギー源が石炭から石油へと変わったことから石炭の需要は激減し、1974年(昭和49年)に閉山することになったとのこと。そしてその年の4月には、無人島になったそうです。最盛期の1960年(昭和35年)には、約5,300人の人が住み、東京の9倍もの人口密度があった発展の面影はもうどこにも残っていません。

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日本の近代化を支えた産業遺産である「軍艦島」。今回、桟橋の清掃と点検で上陸させていただいたのですが、歴史の生き証人に、ずしりと胸に響くものがありました。

(上陸日:2013年3月26日)