ライト・トランジットへようこそ。
訪れて下さって、どうもありがとう。
先日、沖縄の友だちから贈り物が届きました。
それは、海藻…モウイと呼ばれているものでした。
透き通る薄い黄緑で、とても綺麗な海藻、モウイ。
あまりにも綺麗だったので
思わずリーディングしちゃいました。
運ばれた混乱、湯掻かれた熱、海から引き上げられた驚き…
いやいや、その前の海で生きていた時はどうだったの？と
その前に前に…と辿っていくと…
現れたのは、揺らめく美しいエメラルドグリーン
光が差し込む海の中
リーディングしている私の身体の輪郭が溶けるような感覚
とても心地良くて、
どこに居るのかもわからなくなるような感じ
モウイにシンクロしていると
全てが完璧の中にいる…全てとともにある感覚になりました
不安の影なんて微塵もない
くつろいで、そこにいる
目の前にある全てのものも、
目の前に見えていない全てのものも、
モウイがいるそこに全てある…
生きとし生けるものが行なう食物連鎖も
脅威も恐怖もなく、淡々と行われ、淡々と過ぎていく
行われることは全て必然であり、自然である
それぞれの生物は、
個体はあるけれど、何処かで繋がっている全体の一部
その一部が全て集まって、一つの絵を描き出している
モウイと共鳴していると、
いつまでもそうしていたくなる心地良さを感じ
ほんの数分だったけれど、長い旅をして来た…
そんな感覚になりました。
そして、そのあとは、感謝してゆっくりと味わっていただきました。
この夜は、海亀になって海の中を泳ぎ回る夢を見たのも
お腹の中にいたモウイからのギフトかもしれません。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆
海藻も、珊瑚も、岩も、が魚も、イソギンチャクも…
全てのものが完璧に揃ってハーモニーを奏でているよ
どれもみな、なくてはならない大切なパート
どれ一つとして欠けては完成しない世界
どんなに小さな砂粒ひと粒さえ、存在する意味がある
なぜなら、それらの全てが揃った時に奏でるメロディは、全てが揃っていないと出来ないから
美しいハーモニー
軽やかな旋律
誰にも何も教えてもらわなくても、みんな出来る調和
魚たちの世界の弱肉強食でさえ、整った時に起きるメロディとなる
私たち海藻は、それらをただ眺めている
常に変わりゆく世界を、ただ眺めている
生き物たちによって、私たちは食べられてしまうけれど、それもまた完璧な旋律となる
恐怖もなければ悲しみもない
抗うこともなく怒りもない
完璧な世界の一部として、完璧な旋律の一部でいる
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