夏恒例のお笑い賞レース、ABCお笑いグランプリは今年も白熱したものとなった。優勝はゼロカランとなり、奇想天外な動きのボケとワードセンスのあるツッコミが見事に会場を引き込んでいた。そして、改めて感じたのがお笑いに順位を付けるのは難しいということだ。お客さんの感性、好み、年齢などでウケの量も変わってくる。もちろん、審査員にも同様のことは言える。さらにABCでは、漫才、コント、ピン芸と混同しているのでなおさら難しい。コントでは最高のフリの長さでも漫才と比較するとボケ数が少なく見えてしまう。そんな乱戦の中でCブロックの結果は興奮した。

 

 Cブロックは、ソマオ・ミートボール、生姜猫、ヨネダ2000、豆鉄砲と一番バリエーションがあるブロックだった。今回から審査が1対1方式となって、生姜猫が勝ち残り、最後は生姜猫と豆鉄砲となった。豆鉄砲のネタが終わって、単純にウケの量だけ見ると生姜猫の勝ちに見えた。豆鉄砲を応援していた私からも厳しいなと感じた。7人の審査員によるジャッジ、前半3人が生姜猫に投票、もう駄目だと思ったが、後半4人で大逆転、豆鉄砲が最終決戦進出となった。ここから豆鉄砲が優勝するとドラマチックだったが、そうはいかなかった。だが、この審査結果は確実に審査員の役割というのを顕著にさせた。

 

 ここからは個人的に印象的だったネタを3つ紹介したい。まずは、ソマオ・ミートボールだ。まさしくソマオさんを象徴するようなネタだった。会場の空気感を変えた気がした。海賊のネタであったが、独特のワードセンスと小道具、もはや芸術としか言えなかった。「親不孝海賊団」「おなかインフル」「背中モナリザ」パワーワードが多すぎた!

 次に、江戸川ジャンクジャンク、男性2人に女性1人、この構成ならではのネタではあったが、クレイジーさは今回一番あったと感じた。これぞコントでしかできない大胆さ、おもしろかった。

 最後に改めて、豆鉄砲の1本目のネタだ。まず、ネタの設定が新幹線弁当、新幹線の中でそこがあったかと思わせた。東さんの持論の展開、話題の広げ方、最高だった。さらにホセさんが新幹線弁当を食べてそうというのもおもしろかった。

 ここからのキングオブコント、M-1が楽しみとなった。

 

 

 

 

 

802

*字数制限の都合上、途中レイアウトが変わっています。見にくいかもしれませんがご了承ください。

ボ=ボケ、ツ=ツッコミ、演技=コント風に、

間=あいだを空ける、間小=間より短く、

()=動きや言い方のニュアンス

 

 
あーりがとうございますーね、今おちけんさんのカバンに入ってた豆腐をいただきました。こんなんなんぼあってもいいですからねー。

 
いきなりなんですけど、うちのオカンがね、好きなラジオ局があって、その名前を忘れてしまってん。

 
えっ、オカンが好きなラジオ局の名前を忘れて、どうなってんねんそれ。でもね、オカンの好きなラジオ局なんてABCか MBSやからね。

 
いや違うねん。

 
いや、オカンの好きなラジオ局はABCかMBSや。

 
いやちゃうねん。

 
いや、AM1008、FM933のABCかAM1176、FM906の MBSや。

 
ちゃうねん

 
えっ違うの?

 
色々聞くけど分からへんねん。

 
ほな、おれが一緒に考えてあげるからどんな特徴言ってたか教えてよ。

 
大阪の南森町にある音楽がたくさん聞けるラジオ局やねん

 
うーん、802やないか。その特徴はFM802よ。FM802はミートザミュージックオンザレディオを合言葉にしてるんやから、音楽といったら802よ。すーぐ分かったやないか。

 
分からんねん。

 
なんで分からんねん。

 
おれも802って思ったけど、

 
せやろ

 
オカンが言うには新曲しか流れへんねん。

 
うーん、ほな802とちゃうか。802は新旧洋邦流れるからね。ユーミンからYOASOBIまでオンエアするからね。802ちゃうやないか。もうちょっと詳しく教えてくれる。

 
タクティーが働きすぎやねん

 
802やないか。タクティーと高市さんは働きすぎやねん。タクトさんは、月曜から木曜、6時から11時までタクティーインザモーニングしてるし、ビッグママの金井さんは802のアイアンマンって言ってたんやから!

 
でも分からんねん。

 
なんで分からんねん。

 
おれも802やと思ったけど、

 
せやろ。

 
米津玄師を知らんDJがおんねん

 
ほな802ちゃうやないか。802で米津玄師は義務教育やからね。米津とミセスと藤井風は802の三大義務やから。もうちょっとなんか言ってなかったか

 
チケットの先行が多いねん

 
802やないか。ピンクのSコードや。半角で打ち込めば応募できんねん。

 
分からんねん。

 
なんで分からんねん。

 
野球の中継が入んねん。

 
ほな802ちゃうやないか。802フレッシュアップベースボールとか802ベースボールパークとかないからね。もうちょっとなんか言ってなかったか

 
Vaundyとズブズブやねん。

 
802やないか。Vaundyの新曲を流したり、ロンドンから放送したりしてるんやから。おれはそのうち春のアクセスキャンペーンソングも作るとにらんでんねやから

 
分からんねん。

 
なんで分からんねん

 
ヘビーリスナーが上から目線やねん

 
802ちゃうやないか。802は間口が広いんやから。気軽に誰でも参加できるんやから。もうちょっとなんか言ってなかったか

 
ヨガができんねん

 
802やないか。じゅんこ三姉妹のヨガコーナーがあるんやから。

 
分からんねん。

 
なんで分からんねん。

 
福娘が多いねん

 
802ちゃうやないか。福娘やから有利とかないからね。802に必要なのは音楽への情熱だけやねやから。もうちょっとなんか言ってなかったか

 
[Alexandros]の言い方が特徴的やねん

 
802やないか。タクティーの[Alexandros]は言いたくなんねん。

 
分からんねん

 
なんで分からんねん

 
おもろいメッセージしか採用されへんねん。

 
802ちゃうやないか。802は何気ない日常のメッセージがいいねん。ちょっとしたことでいいから滑り散らかしてもええねん。もうちょっとなんか言ってなかったか

 
読書感想文の書き方を教えてくれんねん

 
802やないか。DJの浅井さんが読書感想文の書き方教えてくれんねん。あと、音楽からラジオドラマ作ってて、逆YOASOBIやねやから

 
分からんねん。

 
なんで分からんねん。

 
聞くだけで悪霊を祓うことができんねん

 
802ちゃうやないか。802に霊媒的なことないからね。でもね、802を聞いたらなんかええもんが付くねん。

 
なんかええもんって?

 
なんかええもんやねん、何とも言えへんええもんが付くねん。802ちゃうやないか、もうちょっとなんか言ってなかったか

 
方向音痴のDJがいんねん

 
802やないか。おちけんさんはショッピングモールで迷うけど、ラジ友をいい方向に案内してくれるんやから。

 
分からんねん

 
なんで分からんねん

 
聞くだけで東大に受かんねん

 
802ちゃうやないか。802聞くだけで因数分解はできひんねん。でも、勉強のお供にはめっちゃいいねん。受験生が聞いたら心の支えとなんねん。そんでなんかええもんが付くねん。

 
何やねんそれ

もうちょっとなんか言ってなかったか。

 

年末の予定が一個埋まんねん

 

802やないか。年末には802主催のロック大忘年会レディオクレイジーがあんねん。レディクレをゴールにしてに1年頑張んねん。

 

アホ年末って言うねん。

 

レディクレやないか。レディクレではサンボマスターがアホ年末って言うのがおなじみやねやから。

 

分からんねん。

 

なんで分からんねん。

 

聞くと肌ツヤがよくなんねん。

 

802ちゃうやないか。802に美容効果とかないからね。でも、心はキレイになんねん。そんでなんかええもんがつくねん。

 

何やねんそれ。

 

なんかええもんはなんかええもんや。オカンの好きなラジオ分からんやないか。

 

オトンが言うには、

 

オトン!

 

NHKちゃうかって

 

絶対ちゃうやろ。どうもありがとうございました。

 

 

 

 漫才・コント2刀流の頂点を決める大会、ダブルインパクト、第2回は滝音が優勝した。今回のファイナリストの中で個人的にちょうどいい具合に知れ渡っていないというのが良い方向に作用したと感じた。最終決戦では、1本目に漫才で攻めた滝音、漫才を残したドンデコルテという展開となった。結果で見ると漫才で自己紹介して、コントに行くという流れで滝音が優勝となった。

 今回のファイナリストは、コントか漫才どっちか見たことある芸人が多かったという印象だった。その中で期待を越える必要がある。そうなると分かりやすさと個性のバランスが難しくなる。ある意味ハンデの中で蛙亭のコントは個人的に一番インパクトが強かった。

 蛙亭といえば、中野さんの気持ち悪さが特徴的だが、今回は両方気持ち悪かった。いや矛盾しているが、気持ち悪いけど気持ち悪くなかった。かなりギリギリを攻めていた。校内放送という分かりやすさとあるあるを交えながら2人のキャラクターでしかできないやりとりで進んでいく。正直、なぜおもしろいかと尋ねられると説明できない。あの絶妙にいそうな小学生のキャラクターで世界観を作り上げて、後半のマイク切ってなかったというよく見る展開も霞むほど2人のキャラが突出していた。設定だけだと特別ではないが、蛙亭にしかできない革命的なネタだと個人的に感じた。

 天使で客観的な感想でなく、あくまで個人の感想です。