旅行に行ける

*字数制限の都合上、途中レイアウトが変わっています。見にくいかもしれませんがご了承ください。

ボ=ボケ、ツ=ツッコミ、演技=コント風に、

間=あいだを空ける、間小=間より短く

()=動きや言い方のニュアンス

 

 
おれ気づいたんやけど、誰でも旅行できんねん。

間小

 
はあ?

 
誰でも旅行に行けんねん。

 
まあ、せやけど最近物価高やし旅行行きたくても行けへんで。

 
ちゃう。旅行に行く雰囲気ができんねん。

 
えっ?

 
旅行に行く雰囲気ができんねん。(ゆっくり)

 
何、旅行に行くフリってこと?

 
旅行に行く雰囲気やねん。(雰囲気強調)

 
もうええって。

(演技)

 
あー、この前の休み、旅行行ってきたわ。(嬉しそうに)

 
えっ、どうやったん?

 
いや、もうすっごい人!(ドヤ顔)

 
よう言うけど。

 
もう外国人ばっかりやったわ。

 
それも言うけど。

 
海外の人、道聞いてくるんやけど、いや、おれらも分からんって(笑いながら)

 
ようできるなあ。で何が良かったん?

 
やっぱり、食べ物がおいしいなあ。(嬉しそうに)

 
ざっくりしてんな

 
それと景色が綺麗。日常から離れて旅先の空気を味わえるわ。

 
どこも行ってへんって。

 
旅行って行く前が1番楽しいよな

 
行ってへんって

 
ついつい荷物が多くなる

 
荷造りしてへんし。

 
枕カバーが変わると寝られへんねんな

 
珍しっ

 
旅館の朝ごはんって食べすぎるよなあ(満足げに)

 
何も食べてへん!(怒って)

 
読書しようとか思って本持っていったんやけど結局読まへんかったわ。

 
あるけど。

 
ついつい、ローカル番組も見ちゃうな。へえ、こんなんやってるんや。

 
見ちゃうけど。

 
ウェットティッシュあったら便利やわ。

 
確かにな。

 
トランプも持ってきて2人で盛り上がったわ

 
盛り上がらんやろ。てかどこも行ってへんし。じゃあ、どこへ行ったん?(意地悪に)

 
あっ(黙る)

 
終了ー(大きく)

 
チッチッチ(人さし指をあげて振る)、北海道行ってん。

 
はあ?

 
北海道は誰でも行けんねん。

 
えっ

 
北海道めっちゃいいわあ(ワクワクして)でもやっぱ寒いわあ。

 
弱いなあ。北海道何が良かったん?

 
やっぱり食べ物がおいしいなあ。

 
さっき聞いたって。

 
北海道は何食べてもおいしい。けどやっぱ海鮮やなあ。

 
おいしいけど。

 
特にウニな。ほんまにおいしいウニに出会えたわあ。今までのウニはウニとちゃうかったわ。(今までから少しゆっくり)

 
よく聞くけど。

 
あとスープカレーも食べたわ。

 
有名やな。

 
家のカレーとは全然違う。

 
そらそうやろ。

 
いや、野菜たっぷりで今まで食べてたカレー、カレーとちゃうかったわ。

 
そんなことないやろ。

 
あとジンギスカンも食べて、

 
食べ物ばっかりやん。

 
今まで食べたジンギスカン、ジンギスカンちゃうかったわ。

 
ジンギスカンは北海道で初めて食うねん。そういや、どうやって北海道行ったん?

 
飛行機で行ってん。いや、空港って1日中おれんなあ(しみじみ嬉しそうに)

 
色々あるけど

 
新千歳空港に行ったけど、今まで行った空港、空港ちゃうかったわ。

 
もうええってそれ。

あとスキーも行ったんや

 

ええやん、って行ってへんけど。

 

やっぱスキーの後のカレー美味しいわ

 

また食べもん!

 

今までのカレー、カレーちゃうかったわ。

 

スープカレーどこいった。

 

北海道のスキー場はちゃうわあ(しみじみと)

 

何がちゃうん?

 

広瀬香美が流れてる

 

どこもそうや!

 

スキーウェア、レンタルしたんやけど外れやったわ。

 

あるけど。

 

スキーって意外と日焼けするから注意せなあかんで(堂々と)

 

なんで堂々としてんの?

 

あとリフト乗るの毎回緊張する。(腕を腰に置いて)

 

分かるけど。

 

あのタイミング気をつけなあかんで。(しゃがんで)バッコンってなるときな。(実演して)

 

うん。

 

バッコンってなるとき、ちょっと揺れるから怖いねんな。バッコンって(実演して)

 

分かったって

 

あとなんか急にスピード上がんねん。そんで怖いねんな。バッコンって(実演して)

 

もうええって。

 

あと降りるときも怖いから、

 

リフトええわ。

 

いや、スキーって実は全身運動やからもう身体中筋肉痛。(体験談風)

 

何もしてへん!

 

リフトは膝の曲げ方も大事、

 

リフトええわ!

 

帰ってきて思ったけどやっぱり家がいいな(しみじみと)

 

どこも行ってへんねん!どうもありがとうございました。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。この漫才は私自身作品と考えています。

もしご利用やご相談がある場合は、こちらまでお問い合わせください。

 

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 12月28日、今年のライブ納めにロック大忘年会RADIO CRAZY、通称レディクレで最高の音を体感した。一言でいうと楽しんで楽しんで楽しんで楽しんで楽しんでまいりました。最寄りのコスモスクエア駅を降りて、19.2秒どころか一瞬でレディクレの空気を感じて、思わず長袖をくださいと言いたくなる寒さだったが、ステージでは国宝級のアーディストの熱いパフォーマンスを身体中に浴びることができた!セトリからもこ、こ、こまかいラジオ愛を感じることができ、レディクレならではの光景も見ることができた。普段チャッピーで時間をつぶしているような人もイイじゃんと思えるアーディストとも出会えてぬい活をエンジョイすることができたかもしれない。

 

 ここからは、具体的なライブの感想をピックアップしたい。今年のレディクレは4日間、豪華すぎてどの日に行くかだけでも頭の中で綿密な会議が繰り広げられた。その中で28日を選んだのはVaundyという大トリの存在が大きかった。

 Vaundyは最後にするとして、まずはハンブレッダーズだ。「スクールカーストの最底辺から青春を歌いに来ました」おなじみのセリフからスタートして、802のヘビーローテーションでもあった「ユースレスマシーン」から幕を開けた。ハンブレッダーズは今年、ギャラクシーパークという主催フェスも成功して、来年にはアルバムの発表、どんどん飛躍していく。そんなどんどん大きくなる姿、Zステージで歌う姿を見ると感極まった。大袈裟かもしれないが、ハンブレは自分の分身のような気がしていて、自分のことのようにうれしかった。「ちょっとロンリー」では、確実にZステージが1つになって見えない手をつなぐことができた。来年、万博公園でのギャラパーもますます楽しみになった。

 18時前からは、[Alexandoros]、ボーカル川上さんのMCは音楽と共に会場の空気を2段階も3段階も熱くさせて、大合唱となった。キャリアがあっても、どん欲にZステージすべてをドロスファンにしてやるという熱い姿勢、最高にかっこよかった。「ワタリドリ」は上手く歌えるとか歌詞が分かるとか関係なく、気が付いたら皆歌っていたような気がする。個人的には「SNOW SOUND」が聞けたのも良かった。12月26日以降にはかかせないバンドだと実感した。

 [Alexandoros]、SUPER BEAVER、Vaundyと会場の熱気はすさまじかった。ビーバーももちろん皆歌っていた。渋谷さんの「愛してる」は決して表面上のものでなく、ライブにまっすぐストイックに向き合うからこそ、一人一人に熱く響いた。何といっても「美しい日」でのクラップと合唱、ビーバーと初めて出会った曲で一年の終わりにこの光景が見れて本当に良かった。

 ハンブレとビーバーは、2組とも「生きろ」というメッセージが印象的だ。だが、伝え方が異なる。本当に個人的な感覚だが、解き方は違うが答えは一緒という感じだろうか。ハンブレは、「つらくなったらこっちを向いて」というスタンスだろうか、「おれたちはずっと歌っているし、そばにいるから必要だったらいつでも来て」っていう感じがする。ビーバーは、「まっすぐに生きろ」と訴えている気がする。ビーバー自身からこっちに向かってきて背中をたたいてくれるようなそんな気がする。どちらもあなたを肯定してくれて、寄り添ってくれることは間違いない!

 

 さて、いよいよ大トリのVaundyだ。今の劇的な活躍からレディクレで見られることに本当に感謝しかない。Vaundyのステージの空気感がすごいのは知っていたが、やはり圧倒された。1曲目から「灯火」、802のヘビーローテーションというのも熱かった。だが、それ以上に驚いたのはファンの熱量だ。正直、「灯火」は少し前の曲であるにもかかわらず、みんな歌っていた。Vaundyファン全部歌えるやんと思った。そこからはもうVaundyの支配下、あおられて、合唱がとんでもなかった。特に「怪獣の花唄」の「もっと」のかけ声は今までのフェスでも1、2を争うような声量だった。Vaundyファンはガチで歌います。来年のドームツアー想像するだけで恐ろしい。(いい意味で)もし、ドームで初めてVaundyを見る人がいたらしっかり歌えるようにしてほしい。Vaundyの空気感を味わいながらも全力で参加して、一緒にライブを作って欲しい。「ずっとラブソング」が聞けたのは個人的にうれしかった。「忘れる前に」も年末に聞くとしみじみと感じた。

 

 長くなったが、年末に最高の思い出ができた。物価高で苦しい中、また来年頑張ろうと思わせてくれた。帰宅して、リカバリーウェアがあったらいいなと思った。ほいたらね。

 

 

 

 

 

・個人的感想 

 M1グランプリ2025、今年もハイレベルな大会となった。個人的にM1最高といわれる2019に匹敵するとも思えた。M1を見て芸人になるという流れが自然だが、むしろここまでのレベルじゃないと決勝にいけないという事実、あきらめる人が増えるのではないか、そう思わせられた。私も決勝のハイレベルなネタを見て、私の書いてるネタなんてクソだと思った。とんでもないレベルの高さを感じた。

 漫才のネタにも様々なタイプがあるが、決勝のネタは、1つのネタでも1段階も2段階もいろんな要素を加えていて、それが見る側の予想を見事に裏切っていった。優勝したたくろうも大喜利であっても大喜利ではないのだ。大喜利のネタといったら2丁拳銃の「ちょうどええ」やタイムマシーン3号の「太らせる」など大発明があるが、たくろうのネタは、大喜利の中にストーリー性、赤木さんのキャラクターも加えて、ばかばかしさも備わっている。これだけあって全部のボケが強いのだ。そして、2本目となると赤木ループに入って、次赤木さんが何を言うか待っている自分がいた。たくろうをM1で初めて見られた人は本当に幸せだ。前から知っていた人よりもむしろ誇りに思っていいと思う。

 エバースも佐々木さんの話術からなる独創的な世界に町田さんの絶妙なツッコミ、そして奇想天外な「町田車」。知的なのかアホなのかよく分からないエバースの世界を作り上げていた。

 めぞんも陰キャの卑屈な訴えとボケとツッコミの対立と思いきや、ほんとに強がっていたから味方になって、サンボマスターで一気に突き抜けていた。しっかりとインパクトを残して、来年はできっこないをやってほしいと思う。

 ドンデコルテ、私の中ではかなりの衝撃を受けた。ネタとしては、デジタルデトックスだが、「渡辺銀次その1」である。強烈なキャラクターに加えて、スワイプスワイプなどのパワーワード、1つも筋が通っていないのにめちゃくちゃなのに、完成された美しいネタだった。

 M1決勝には、今まであった形だと相当すごい設定、キャラクターの強いネタだとそれプラス2個も3個もいろんな要素が必要だと感じた。エバースの一人勝ちだと思った自分を殴ってやりたいと思った。

 

M1名シーン

 M1はもちろん賞レース真剣勝負であるが、テレビ番組でもある。そのバランスもちょうどよかった。去年だと令和ロマンが連覇するかにスポットが当たっていたのも大きかったと思える。敗者復活から振り返ると、黒帯の祝儀を出すところ、M1史上初のことではないだろうか。決勝だとおいでやす小田さんのリポート、特にピカイチは後藤さんのカナメストーンへのコメントだ。「日本中のイルカがこっち向いている」会場ひと揺れしていた。漫才ももちろんだが、それ以外の部分でもリラックスして純粋にお笑いを楽しめる最高のM1グランプリだと感じた。

 やっぱりM1めっちゃええですね。

 最後に1つ、ママタルトがかわいそうな気がする。キャッチコピー、めっちゃおもしろいが、これでネタのハードルが上がっているような気がする。