グローバル企業の管理職として
コーチング歴10年

「自己満足感を高め
ワクワクした人生に変える!」
ライフコーチ(師アランコーエン)

3月までシンガポール生活
趣味はワイン、マラソン、旅行

 

Tomo (トモ)です

 

 

ライティングの学びがありまして、

それをアウトプットしてみようと思い、書いてみました!

 

「息子の挫折と私の書く理由」

文章が若干固いのはお許しくださいね。

 

 

(本文)

 

ある10月、家族3人は引越し準備のためシンガポールにいた。

この時の息子は、海外へ引越すなんて思ってもいなかっただろう。

 

滞在中のホテルではフルーツ食べ放題、高層階プール、楽しい海外旅行のひとつに感じていたに違いない。

 

2ヵ月後に引越す事を息子へ伝えた際、当時の楽しい思い出からか、「やったー!プール入ってフルーツ食べ放題」と喜んだ様子だった。

 

 

日本人学校に通い、友達も増え、直ぐに生活にも慣れたが、やはり英語が大きな問題となった。

 

何が飲みたいか聞かれてもわからない、名前も年齢も答えられない。

   

苦手意識が強まったが、それでも学校で英語を学び、徐々に耳も慣れ、話せる言葉が増え、名前も年齢も答えられる、飲み物も注文できる。

 

タクシーでは”Thank you for coming!", "See you next time!"と言うほど上達していた。

 

 

しかし、完全に英語が嫌いになる事件が起きてしまった。

 

小学校の英語は学年関係なく、英語力でクラス分けされる。

3学期のクラス替えで、下位クラスの転入生が多かったため、押し出される様に実力以上のクラスへ入ってしまったのだ。

 

宿題を見て私も驚いた、中学生レベルの文法問題、解けるはずもない。

その後、「僕は英語ができない」が口癖になってしまった。

 

 

この状況を打破すべく、英語の個別レッスンを申し込んだが、終始悪ふざけ、椅子にも座らず、話も聞かず、全くレッスンにならなかった。

 

この結果を受けて、後から私は、強く叱責してしまった。

 

 

しかし、泣きながら発した言葉を聞いて、私の胸は痛くなった。

 

「僕は1年間もシンガポールで英語を勉強したのに全くわからないんだ、英語は苦手だからやりたくない」

 

 

私の都合で引越して、息子は大きな挫折を味わっていた。

しかも父親である私は何もできていなかった。

 

 

話し合いの結果、毎日一緒に英語を勉強することにした。

数日後に改めて英語について聞いてみたところ、

 

「将来たくさんの国に行くから、英語を使えるようになりたい」と言った。

 

 

本当は英語が話せるようになりたかった。

そして、その目標が実現できると感じたからこその発言だったと思う。

 

 

私はライフコーチをしている。

 

 

大人も子供も関係ない。

 

毎日やることが多くて、それをこなすだけで1日が終わってしまう。

ふとした時に「自分はこれからどうなるんだろう?」と問いかける。

 

 

「どうなるんだろう?」ではなく

「どうなりたいか」「どうしたいか」を見つけ、行動する必要がある。

 

自分だけでやるのは大変。

 

だからライフコーチがいてくれる。

 

 

1人でも多くの人が、自己満足感を高め、ワクワクした人生に変えるために、

私はクライアントと真剣に向き合っている。