お久しぶりです。
カンボジアを発ってから3ヶ月が経過しようとしています。
今の仕事はとても充実しています。
もともとおっちょこちょいのため怒られることも多いですが、
周りの人の助けもあってそれなりにうまくやれていると思います。

さて、今回は私の持病についてお話しようかと。

デング熱じゃありません。
いわゆる「ホルモン異常」の難病でして。
脳のホルモン分泌を司る部分が正常に働かず、成長期が来ても背が伸びない、二次性徴が来ない(珍子のアレ)、疲れやすい、などの症状が続きます。

要は身体的に大人になれん病気(こう書くとピーターパン症候群みたいで滑稽ですが笑)です。

とは言っても死に至るような病気ではなく、若いうちは生活に支障をきたすようなことはありません。それゆえに、なかなか自覚しにくいのですが。

僕の場合、高校になっても身長が伸びず変声期も来なかったので、不安に感じた両親が専門の医師に見せたところ、この病気が発覚したのでした。

入院を経て、週に一度のホルモン注射による治療を行うことに。
この注射、ホルモンを強制的に分泌させ、成長を促してくれるのです。

おかげで、150cmしかなかった身長は175cmまで伸び、無事に声変わりも迎えました。
珍子は・・・うん、それなりには大きくなったかな?(笑)

それ以来、約18年間、毎週この注射を打ち続けています。

そんなわけで、成長しきってしまえばそこそこ問題がないように思えるこの病気ですが・・・・
男性ホルモンって、不足すると、体調不良や筋肉の低下、疲労を起こしやすくなるのですね。

若いうちは体力の回復も早いのでなんとかなったものの、今は日々疲労感が溜まりまくり。毎日ヒイヒイ言っている状態です。

注射打った直後は意味なく筋肉ムキムキになれますが(笑)、数日後にはヒョロに戻っています。マンガかよ!

よく元気のことを「精力」と言いますが、アレはたぶん体内に精◯がたくさんある状態を言うのかと(適当)。世のテストステロン豊富な男性が羨ましいぜ!(笑)

とはいえ、治癒は不可能な病気なので、あまり泣き言も言ってられません。

病気と言っても仕事や生活は待ってくれないもんね。

とりとめのない話でしたが・・・
要は「こんなボクでも途上国でなんとかやれました」と言うことが言いたかっただけです。

病気が判明した直後は、正直、生きた心地がしませんでした。
この病名でググると「寿命」とか予測検索で出てくるしね。なんだよ寿命って(笑)。

でも、病気だからと言って、自分の人生に枷をかけてしまってはもったいないです。

「永遠に生きるがごとく夢を見よ、今日死ぬがごとく生きよ。」
byジェームズ・ディーン

さすがにこの境地まではまだ至れていませんが。
それなりに頑張りながら1日1日を生きていきたいですね。

珍子が小さくても協力隊は出来る!!

・・・・違うか(笑)

体力がなくても協力隊は出来る!!