お久しぶりです。

今日は「途上国の職場環境と日本の職場環境の違い」について書きます。

サラリーマン生活に戻ってから早4ヶ月。
仕事は相変わらず周りに助けられてばかりの
情けない日々が続いておりますが、
給料はそこそこもらえてるし、まあ充実はしてるかな、と思ってます(笑)。

ただ、少し残業が多いのがつらいかな。
大体毎日2-3時間の残業。

最近、日本では「私、定時に帰ります。」というドラマが流行っている(流行っていた?)そうです。
残業ありきの職場環境、給与体系などが蔓延る今の日本社会に鋭く切り込む社会派・・・といいつつ、主演・吉高由里子の美しさを楽しむドラマになっているとか(笑)

なるべくであれば、私も仕事は早めに切り上げて定時に帰りたいところですが、いかんせん能力不足で仕事が終わらない。

こんなことを言うと「日本の会社はワークライフバランスを弁えてない!最悪!」と思われる方も多いと思いますが、個人的には「残業代もらえるなら別にいいんじゃないかな?」とも思います。

これで「残業がきつい?じゃあ定時で帰っていいよ」となると、残業代が全く無くなり、給料が10万くらいダウンするので(笑)

閑話休題。

カンボジアの職場環境は、日本に比べてどうなのか?
これはあくまで僕の勤めていた「カンポット州観光局」の例ですが、基本的には「ユルッユル」です(笑)。

どれくらいユルいかというと、「2時間無断遅刻しても誰も何も言わないレベル」。
それどころか「無断欠勤しても誰も何も言わない」。

勤怠管理?期日管理?何ですかそれは?というレベル(笑)。

だから、仕事もいっこうに進まないケースがちらほら。
こちらが仕事に明確な期日を設定しても

「すまん、間に合わんかった(テヘペロ)」

と。

テヘペロじゃねーーーー!!怒

課長レベルの人間がこんな感じなので、部下も当然そんな雰囲気になります。

だからと言って「ちゃんと仕事しろや!」と怒ると
「そんなに怒らないでくれ、失礼じゃないか」と反論してきます。

どの口が言うかァ!!

「恥をかかされること」を極度に嫌がる、妙なプライドの高さも持ち合わせているので、なかなか怒ることも出来ない。

かように「仕事への不誠実さ」が目立ち、正直、日本の管理職が見たら卒倒すると思います。

ただ、そんな中でも、仕事に誠実な人も何人かはいて。

そう言う人を味方につけられれば、だいぶ仕事がやりやすくなると思います。
僕は真面目なカンボジア人の同僚を味方につけてからだいぶ仕事が楽になりました。

あとは、勤務時間の話。
基本的に僕の生活サイクルはこんな感じでした。

6:00起床
7:10家を出発
7:30出社
17:30退社
18:00日本語教室
19:20帰宅
20:00夕食
20:30読書とか映画とか
23:00就寝

勤務時間自体は7-8時間と、日本の職場とそんなに変わりません。

ただ、カンボジア人は遅めに出社し早めに退社する人が多いので、実働は5-6時間くらいです。

あと、全く残業が無いので、高確率で夕方自分の時間を確保できます。
人によってはヒマに感じるかもしれません。

ちなみに私は筋トレやら映画鑑賞やらに使ってました。

ちなみに現在、日本企業での私のスケジュールはこんな感じ。

6:30起床
7:10家を出発
8:20出社
20:30退社
21:45帰宅
23:30就寝

まあ割と普通かな?・・・と思えてしまう自分が怖い(笑)

途上国での仕事は「人のみきわめ」がある意味日本よりずっと大切になってくると思います。
仕事に真面目に打ち込んでくれる最高のパートナーを見つけるのが本当に大切・・難しいけど。

単純な成績やコネクションではなく、仕事への真摯さ、真面目さを見るのが重要かと。
※個人的には「体型」が結構重要な判断材料になるかと思います・・・

そんなわけで、とりとめのない近況報告でした。
ではでは!