やだな。 | どこまで走り続けるのだろう?

やだな。

うちは商売をやってます。
で、昨日レジの現金がなくなっていたらしい。
現金といっても釣り銭だからたいした額ではないのですが。


で、今日、母に
「レジのお金取ったでしょ。あんたしかいないもん。」と言われました。
寝起きだったので、何も言い返す気力なし。
結局、私が盗んだという事で、母の中では決着がついた様子。


まあ、昨日は私しか家にいなかった訳だし、
私は貧乏してるから、そう思われても仕方がないのかもしれない。
けど、親にまでそんな疑いをかけられるのは悲しいことですね。


本当のところは分からないんだ。
母も高齢のせいか物忘れがひどいし、
勘違いだってこともありえるし。
はたまた、本当に泥棒がいたのかもしれないし。
ただ、ただ「犯人」=「にいと」という回路が母の心にあるのが悲しいだけさ。


一日でも早くここを出て行かなければ、
今度は何が私のせいにされるか分からない。
本当は一番安心してくつろげるはずの家という空間が
私にとっては一番心の許せない、しんどい場所になってしまっている。


昨日は彼と会って話をしたのだが、
どうも『同棲』ということに彼が引っかかりを覚えるらしい。
「じゃあ、籍を入れればいいじゃん」と言うと
「それってプロポーズ?」と笑われた。


「女からプロポーズなんて変かな?」って言うと
「変じゃないけど、先越されたカンジ」って彼が言うので
「では、今から私にプロポーズしてよ」って変な会話に。
彼がずっと黙っているので
「プロポーズするのイヤなの?結婚したくないの?」と言うと
「俺、そんなに文学的な表現が出来ないからな」と彼がポツリ。


別に難しく考えることないのにね。
どんなに散文的な表現だって
女は好きな人に一緒になろうと言われたらうれしいもの。
でも、私の読書量を見て
彼は(プロポーズするなら文学的な表現じゃないと。)と思っていたらしい。
で、そんなところがかわいく思えてしまったりする訳だ、私としては。


とりあえず仕事を決めて、それから彼の家を片付けに行って
自分の荷物を少しずつ運んで…。
そういう未来の話が少しずつ現実味を帯びてきた。
一日も早くここから出て行けますように。