最低なのは誰でせう? | どこまで走り続けるのだろう?

最低なのは誰でせう?

初めに書いておく。
今日の日記の内容は気分を害するものであるかもしれないので
あなたは読まないほうがいいかもしれない。>嫁。
他の方もちょっと愚痴っぽい内容になってしまうそうなので
そういうのがイヤな方は読まないで下さいね。

と、伏線を張ったところで、本題に入ろう。
ここにも再三書いてきたことだが、
嫁の元カレ、ザキと私はあの一件以来
お互いを無視と言うか、仕事上必要なこと以外は話さない…という間柄になっていた。
私自身はザキに対して、腹立たしい気持ちもまだまだなくなったというわけではないけど、
どちらかと言うと(もうこいつに何を言っても無駄)という気持ちの方が大半を占めていた。

私の中では世の中の人間は3つに分類される。
私が好きな人間と、私が嫌いな人間と、どうでもいい人間。
好きっていうのはもちろん、その人に対して大いに関心があるわけだが、
反対に嫌いっていうのも、
私がその人に対して何らかの感情を動かしている訳だから
まだ、関心を持っていると言っていい状態であろう。
そしてどうでもいい人間は、本当に(ど~でもいいや)と思う。
「あんたのこと嫌い」ってちゃんと嫌ってあげられるほどの、
ひとかけらの愛情(あるいはその裏返しとも言える憎しみ)すらも持てないのが、
私にとってのどうでもいい人間。

そして、この間の一件で、
ザキは私の中で「嫌いな人間」から「本当にどうでもいい人間」に格下げとなった。
こういう人間と相対する場合、
私はあたかもその人が透明人間であるかのように振舞うことが出来る。
出来る。っていうのは正しくないな。
本当に私の中での存在が透明になってしまうのだ。
「どうでもいい」人間なのだから、
その人が何を言おうが、何をしていようが、それは私の関心の外にあって、
そこに存在することすら、気にも留めなくなってしまう。

こういう気持ちでいる場合の無視、いわば「眼中にない」という状態と
憎しみを抱いたまま、わざと相手に対して行う無視というのは
私の中では歴然とした差があるわけだが、
傍目には同じく「無視している」という状態にしか見えないのは致し方ないところ。
多分、ザキには『闇さんがわざと無視している』としかうつっていなかったと思われる。

とはいえ、
いくらそういう背景があったとしても、ザキは仕事場では上司。
私は仕事に私情を持ち込んだり、
仕事とプライベートの区別がつけられないほどの子供ではない。
だから、仕事上必要と思われることはちゃんと話もしたし、
その場合でも、決していやな態度はとらず
きちんと礼を尽くして語っていたと思う。
もちろん、必要以上に媚びるようなことはしなかったが。
そして、それは当然、ザキのほうもそうなんだろうと思っていた。今日までは。
そう、今日、あんなことを言われるまではね。

くだくだしくなるし、気分のいいものでもないので全ては書かないが、
結論から言えば、
区別がつけられないお子ちゃまだったのは、ザキのほうだった。
全く最後の最後まで、見事なくらい、期待を裏切る男だ。
くだらない人間だと思い、信用できないと思い、
しょうもない人間だとは思っていたけれど、
本当にここまで腐りきっていたのかと思うとぞっとした。

そしてこの男の被害は、きみひとにまで及ぶ。
私ときみひとはいつも一緒に帰るほどの仲良しだから
当然、休憩室でも一緒にいることが多い。
ザキはそれが気に入らないらしい。
きみひとに「(きみひとが)休憩室で浮いている」と言って来たらしい。
そしてそれは「闇さんとばかり話して、他の人間と話さないからだ」と言うらしい。

お前はそこまでお子ちゃまなのか、ザキ。
それでは小学生のイジメと同じ論理じゃないか。
私からきみひとを引き離し、孤立させることに成功すれば、
私がいなくなるとでも思ってんじゃねえか?こいつは。
ま、そうなりゃ、ザキの思うツボな訳だが。

ただ、ザキの論理の欠点は、
人間はそこまで単純じゃないというのが計算できないところ。
きみひとだって、そう言われたからって「はいそうですか。」って私から離れていくわけでもないし、
私だって、多分きみひとが離れようが離れまいが
そういうことと仕事を辞めるということは別問題として考えるだろうと思う。
ちょっとぐらいイヤな人間なんて、どこの会社行ったっているんだから、
誰かがイヤになったから…ってくらいで、仕事を辞める訳がないじゃん。
この辺りが、1つの仕事場でしか働いたことのない人間の弱さか。

こうなってみると
自分に都合の良い言い方と思われるかもしれないが、
本当に嫁はザキと別れて正解だったと思う。
こんなやつ、私が何も言わなくてもいずれはボロが出てきただろうなと思うし、
めちゃくちゃ、いやな部分まで見てしまってから別れるよりは
まだ傷が浅いうちに別れた方が、
ザキに対してどこかしら幻想を抱いたままでいられると思うから。
たとえ、それが幻想に過ぎないとしても…。

長くなってきたので続きは明日。