西日本の豪雨の状況

ここ数日テレビやネット・SNSでは情報が流れています。

 

被災された方々が1日でも早く

日常に戻れることを祈っています。

 

不調を感じる方は

ご自身を大切にされてお過ごしください。

 

 

このようなときに

このような内容の記事を書くことは

不謹慎極まりないのですが

 

わたし自身感じることがありまして

書かせていただきます。

 

この先はご自身の責任のもとお読みください。

 

 


 

 

災害があるたびに

「HSPの方は…」

「HSPだから…」

そんな言葉がネット上であふれます。

 

大阪の地震のときもそうでした。

 

 

ここにこの言葉を出すこと自体も

思い出させてしまうのではないか、と思い

書くこともためらわれます。

 

お見舞いの言葉も表面的ではないかと思ってしまって。

 

不快な思いをさせてしまったら申し訳ありません。

 

ですが伝えたいことがあり

書かせていただいています。

 

ご了承いただけると幸いです。

 

 

今回の西日本の豪雨

大阪の地震のときと同じように

「HSPだから…」という言葉をよく見かけました。

 

わたしは

その言葉を見るほうが心が痛みました。

 

 

被災された方々がこれを見たら

どう思うだろう

 

過去に経験をされて不安を感じられている

その方々が見たらどう思うだろう

 

 

まるで敏感な自分たちだけがつらいというような言葉

 

もう「HSPだから」というのはやめませんか?

 

 

このような状況

HSPであるかないかは関係ないと思います。

 

誰もが言葉では表せない思いを抱え

今日も懸命に生きているのだと思います。

 

 

不調になられた方を

否定するつもりはまったくありません。

 

でも

HSPでもそのような影響を受けない人もいます。

 

そういう人もいるしそうでない人もいる。

HSPみんながそうとは限らないということです。

 

 


 

なんども言いますが

 

敏感さは

被害者になるためのものではありません。

 

 

今回わたしは

「共感力」について考えさせられました。

 

 

HSPは共感力があるから

人より影響を受けると言われているようですが

 

自分たちばかりつらいというような言葉を言えるのは

「共感力がある」と言っていいのかな、とわたしは思います。

 

それを見た人はどんな思いをする?

 

この部分が抜けているように感じます。

 

 

受ける側のことばかりで

 

相手に寄り添ったり

相手の思いに気づいたり

 

こちら側からのアクションはないのでしょうか。

 

 

わたしの周囲には

こういったHSPの語られ方に

疑問を感じている方が少なくありません。

 

ご本人がHSPの方も

HSPではない方も含めてです。

 

 

自分を守ること

苦しいと吐き出すことは

とても大事です。

 

わたしもつらいと言うな、とは思いません。

 

でも何か違いませんか?

 

 

 

この記事も自分たちのことばかりに感じ

今じゃないだろ、と思うのですが

 

このような状況になるたびに溢れる

「HSPだから」「HSPの方は」という言葉は

 

周囲にどう映っているのか

周囲にどんな思いをさせるのか

 

このようなときだからこそ

考えなくてはならないのでは、と思います。

 

 

 

丸Facebookページ HSPnavi

丸ますとも Twitter