先週の「今夜くらべてみました」に

俳優の山﨑賢人さんが出演されていて、

 

その中で、苦手なこととして、

 

サッカーの試合で負けたあと、

コーチが励ます場面で、

みんなが泣いているのに自分は泣けなくて、

その空気が苦手だった。

 

そう、話されていました。

 

 

「わかるー」と思わず独り言。

 

 

山崎賢人さんがHSPかどうかは、

わかりませんが、

 

HSPはこうやって、

自分だけ冷静になってしまう場面は、

何度となく経験してるんじゃないかなって。

 

 

泣くだけに限らず、

感動とか、喜びとか、楽しんだりとか、

悲しみとか、怒りとか、焦りとか。

 

周囲が、

同じ感情で一色になるとき、

冷静になるような気がします。

 

 

同じように、

感動したり、楽しんだり、悲しんだりしてるのに

ふとしたときに俯瞰してると感じる。

 

そうすると、

周囲の感情を受け止める役割をしているような。

 

 

例えば、

 

悲しみだと、

よしよしと励ます側になっているというか、

 

喜びだと、

よかったね!と見守る側になってるというか。

 

わたしの場合は、ですけどね。

 

 

ときどき、

 

無邪気にはしゃいだり、

手放しに喜んだり、

素直に悲しんだりできなくて、

 

いや、してるんだけど、

 

ふとしたときに、

妙に冷静で周囲との温度差を感じると、

わたしって冷たいのかな、と思ったりすることもありました。

 

 

周囲が「あの人すごい!」という場面でも、

物理的にはその輪の中にいるんだけど、

後ろから見ている自分がいたりします。

 

その人がすごいかそうでないかは別として、

 

「すごいね!」と言われて

「あ、うん、そうだね」と言いながらも、

 

心の中では完全にそうだとは思ってなくて、

その人や周囲をじっと観察している自分がいる。

 

素直に「すごい!」と思えない自分は、

ひねくれ者だと思っていたことも。

 

 

なんですかね。

 

HSPは、

刺激に敏感であるから、

動揺したり圧倒されやすく、

冷静さとは正反対のことのように感じるし、

 

共感力が高いのなら、

周囲との温度差を感じるのって、

どこか矛盾を感じなくもないんだけど。

 

 

アーロン博士は書籍の中でHSPを、

一歩引く相談役と表現していて、

深く考えるから、暴走する歯止め役を果たす、

と書かれています。(P67)

 

 

HSPは、

刺激に敏感で動揺しやすい面と、

 

深く考えるからこその、

冷静さや慎重さがあるってことかな。

 

 

みなさんも、

自分だけ冷静だな、と感じることはあるのかなぁ。

 

 

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