現在、我が家には2匹のワンコが居ます。
過去においてワンコを飼っていたことがあり、10年ほど前に此の世を去っていきました。
いま、私のもとに居てくれるワンコ達に対して特別なほどに愛情を注いでいます。
私の大切な娘と息子として。
10年ほど前に去っていったワンコ・・・
彼の名は ROCK 。
ひょんなことから我が家に迎えることになったわけです。
妻が知人から譲り受けまして、しかし私は忙しく面倒を見てやることはできなかった。
いま思えば、私は面倒を見れなかったのではなく、世話をしてやろうという気がなかったのでしょう・・・
なんともいえない後悔と虚しさに胸が痛み、当時のことを思い出すと涙がでてしまう。
なぜ私は、ちゃんと面倒を見てやれなかったのか?
なぜ世話をしてやれなかったのか?
どんな想いでROCKは日々を過ごしていたのだろうか?
そんなことを考えると、自分自身を憎いとさえ思えてくる。
私は、なんて酷い飼い主なのか?と自分自身に怒りを感じます。
時間は戻せないわけで、過去に戻ることもできず。
ただ怒りと後悔とで、日々を過ごしてる私・・・
いままで、ずっと後悔と怒りに、そして恥るべく自分を表に出すことができなかった。
そんな私のもとに現在、2匹のワンコ達が私と生活をともにしています。
先に書いた通り特別なまでの愛情を注ぎ、精一杯に愛し大切にしています。
それは過去においての過ちが、さみしく辛い思いをさせてしまったROCKの存在があるからです。
側に居てくれる愛と小鉄に対して、精一杯の愛情と責任を果たすと誓ったのもROCKに対する思いから。
同じ過ちを繰り返さないことが、せめてもの償いであると勝手に思っています。
いまの私がなぜROCKのことをブログに書く気になったのか?
確かに当時の私は仕事が忙しく、家に寝るためだけに帰ってくるような状態で休みも月に一度程度でした。
だからめったにない休みの日はROCKの面倒を見るのではなく、自分のことで精一杯だった。
それが思い出されるわけです。
そして怒りにも似た自分自身への憎しみ。
この何とも言いようのない気持ちをブログに書き残そうと思った。
ということです。
時間は戻せないし、過去に戻ることもできない。
やり直すことができないんですよね。
どれだけ後悔しようと、過ぎ去ってしまった以上どうしようもない。
過去は変えられないし、やり直すどころか一生消えることはない。
この思いを生きてる間ずっと抱え消し去ることもなく、一生悔やみ続けるのでしょう。
自業自得です・・・
彼の名はROCK
私の心から一生消えることはない
私が此の世を去る時がきたら、彼の側へ行きたいと思います。
抱きしめてあげたい・・・