『ゴッホ・アライブ』神戸展へ行ってきました。
通常の?美術館での鑑賞ではなく、絵が動いたりするということで、どんな感じなのか見たくて行ってきました。
GWは非常に混雑して入場制限もあると公式さんがSNSで言われていたので、開場10時に合わせて家を出ました。
が、チケット購入済の列が既にあり、だいたい待ち時間は1時間と
「もっと早よ来なあかんかったんや~」という声が続いてました
実際には45分ほどの待ち時間で入場になりました。
会場は3階。
そういえば、以前『ジブリ展』で来たことあったっけ・・・たしか階段で
ある程度の人数をまとめて通すので、途中で止まれない
がんばって一気に3階まで上りました
会場の中は写真も動画も撮影OKだったのですが、人が多すぎて無理でした
初めの部屋は、有名な《アルルのフィンセントの寝室》を立体的に再現したものが展示されていました。
そこをバックに記念撮影されている方もいらっしゃいました。
次の広い会場は2か所に区切られていて、どちらもぐるっと壁のように巨大なキャンバスがいくつか置かれていました。
そこに映し出される絵に圧倒されました。
ちょうど手前の会場に入ったところで、《花咲くアーモンドの木》の花びらがひらひら舞い落ちる様子が映し出されていました。
人が多いのと、全ての壁で花びらが落ちる映像とで、少々くらくらしました
寝転がって、ゆっくりゆったり眺めていられたら、また違ったかもしれません。
もう一つ奥へと進むと、もう少し広いスペースとなりました。
が、ここでも全ての壁となっているキャンバスに映像が映し出されていました。
初めは日本画が映し出されて、『ん?』となりました。
映像はどんどん変わっていき、列車が線路を走っていったり、星が流れたり、水面に映る光がゆらゆら動いたり・・・。
絵が動くだけではなく、絵画を部分的に拡大して映し出したりもしていました。
頭上にあるモニターにはゴッホが書き残したものなのか、映像が変わるごとに変わる英文が出ていました。
それを読んでいると映像が見れない、映像を見ていると英文を読めない・・・ジレンマでした
普通の美術鑑賞では、ある風景の静止画となる絵画を見て、風を感じたり、会話を妄想したり、色々な想像を膨らませたりすることができるわけですが。
『ゴッホ・アライブ』では、そのあたりを「どうだっ」と言わんばかりに見せてくれるわけです。
それはそれで迫力もあり、楽しめる点だと思います。
映像は繰り返し流れていくので、1か所に留まって映像を眺めて一巡したら終了という感じです。
アロマの香りも使われているという掲示もありましたが、残念ながら感じませんでした。
会場へと案内されてから1階へ降りてくるまでの時間は約45分ほど。
映像の技術でもってゴッホが見ていたであろう風景を感じることができたように思う時間でした。
兵庫県立美術館の屋根の上にいる【美かえる】くんです
この日は風が強くて、美かえるくんの腕が微妙に揺れていました
海側にいくと、【なぎさ】ちゃんが立っていました。
世界中全ての災害からの復興と再生を見守っているだそう。
ヤノベケンジさんの作品なんですね。
久しぶりの美術館、久しぶりの神戸でした。