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若い頃、仕事をしながら短大へ行っていたときが、自分のなかでの最高のビンボー時代でした
貯金はほとんどできず、年に2回出る少ないボーナスを何とか預金へ。
けれど、生活が不安で定期をつくることができず、切り崩して使ってしまう。
寮生活だったので、光熱費はかからなかったものの、ケータイ、衣類、雑費、交際費、交通費などを学費を抜いた5万円に満たない金額でまかなわなければなりませんでした。
私は働きながら学校へ通っていたので、3部生と呼ばれていました。
学校へ行くと、普通に通っている人達と明らかに違うのが服装Burberryのミニスカートに、可愛いリボンの付いたニットを着ているのが、昼間の学生さん。。
自分達はというと、古着を思わせるチェックのシャツにデニム、スカートを合わせてもなんとなく古着っぽく見える…
若いのに、なんだかモワンとして見える
常に眠くて、疲れていたのでしようがないのですが、今思い返すと笑ってしまうくらい違いがありました
そんなビンボー生活では、常に我慢…ではなくて、意外と楽しんでいた自分がいました。
翌日が休みの日は、仕事終わりにご飯へ行ったり、遠出もしていましたし、欲しいものもまぁ買ってみたり、お金は貯まりませんでしたが、はじめから貯金を諦めていたので、『今はしようがない…』と思う程度で、若さからか不安に感じることもあまりなかったです。
買い物はコンビニではなくスーパー、曜日を絞って安くなっているものを狙う、烏龍茶を薄めて飲む(時々)、お金を持っていた同期の子に奢ってもらう、食べ放題でお腹を満たす、、ということもあるのですが
そんな生活が2年過ぎたとき、働いていた会社が倒産して寮を出ての一人暮らしが始まりました。
仕事が変わり、洋食屋さんで働きながら学校へは通いましたが、益々お金は貯まらず、、卒業するときの預金は引っ越し代金を含めて、キレイに0円になりました。
こうもお金が無くなると、人は不安ではなく、清々しい氣持ちになるんだなー
不思議なくらいの氣持ちよさでした
ビンボーを楽しく過ごせていたのは、違う目的があったからかもしれません
いちばんの目的である、短大を卒業して資格を取るということを達成働きながらよく頑張ったと、それだけで満足でした。
両親には「少しでもいいから貯金をしなさい」と言われていましたが、やりくり下手な自分にはアレもコレもは無理
そんなことより、忙しくビンボーな生活でも「少しでもいいから楽しむ」ということの方が大切でした。
病氣をしてから尚更感じることですが、人生のなかで何を大切にして生きていくのか
それは私にとってどんなときも、最優先はお金ではなく、それに代わる価値を楽しむこと。
心までビンボーになったら、もったいないと思うのです。(お金が無くても楽しむ方法はありました)
人生がいつまでも長く続いていくものではないことを実感してからは、余計にそう感じるようになりました
お金を持っているとか持っていないとかの問題ではない。幸や不幸はそれに左右されるものではなくて、どんなときも自分の心が決めているもの
もちろん、それは周りの人達のお陰があるからです
実際に、0円になった私は、母にお金を援助してもらい上京しました
友達の結婚式に出られなくて、お金を借りたこともありました
それを考えると、0円というのはリスクが大きいですが、大切なのは心が何を大切にしているのか⁇ということだと思います
今の自分にとって、大切なことは何か
それは、人生のなかでも、年齢やそのときの状況、環境などによっても変化していきますよね
今日一日があることに感謝です
長くなってしまいましたが、
最後までお読みいただき、ありがとうございました
世界が平和になりますように