昨日卒業式を終えて今日になる。今日の私は気が抜けてしまったのかやる気は出ない。ぼんやりしてたら一日ここまで来てしまった。それでも今日は最低限の目標であった息子の進学用の自転車を買うことが出来た。


今日は自分が登録してるプロガーさんの記事に多くお仕事の事が載っていた。私も働いている訳だが、様々なお仕事で、仕事こそ違えど、刺激を受けるものがある。今日は素敵だなと思う記事であったみんたさんのブログをリブログさせていただいて話を書こうと思っている。


私の仕事は工場なので、生産業になる。モノを作りその製品を多くの方に使っていただく事でお給料をいただいている。


息子にもたまにお仕事の話をしたりもするのだが、息子が卒業にあたりPTAの会報に書いていた夢と目標の記事を見てドキッとした。


息子は「優しくて上手に仕事が出来る人になりたい」と書いていた。私は何を見てそう思ったのか?と思ってしまう。


この書いてある事ってすごく難しい。常々働いていてなかなか出来てない私。ずいぶんハードルの高い目標を立てたな。と息子の寝顔を見て思っていた。


私は仕事をしていて、良く若手にどっちを向いて仕事してるの?と問いかける。それは周りの反応?上司受けを狙って?私の顔色見てるの?私はどれも間違いだと思う。製品を使ってくださるお客様に対して感謝を込めてなるべく安く、そして安心して使ってもらえる品質を持ってお役に立てたらそれが一番と思っている。

この記事は看護師さんの記事なので、その体験から書かれているものですが、お仕事は違えど、お仕事に対して真摯に向き合っているのがわかる。


お仕事柄感謝される事が多いお仕事であると思う。その言葉に満足しないで患者さんに寄り添う当たり前のお仕事をされてるんだろうと思う。


私の仕事は感謝される事はないけれど、自分のお仕事において様々な人の暮らしのお役に立てたらと願う。そんな事を良く家でも言っていた。


で、息子の目標について今日息子に何でこんな難しい事を書いたの?と尋ねた。


息子は「それはお父さんの事だよ。僕が小学4年生の時に絵に描いたでしょ?お父さんのようなお仕事がしたい」と答えてきた。


私は苦笑い。「お父さんはそんないい仕事してないよ。君が書いてくれたのは嬉しいけど、お父さんも毎日悩みながら答えがなかなか見つからなくて、考えながら働いているんだよ。」と返す。


ただ、子供達に自分が頑張れと言う以上はお父さんは自分は出来る限りやってきたと胸を張れるお仕事がしたいと思っているよ。と話した。


感謝される事なんてないお仕事の私だけど、当たり前が一番難しい事は働いていてよくわかる。私は自分のやった事がわからなくていい。お客様の日常に寄り添っていくものであれば、それが一番の喜びだ。


息子の信頼を裏切らないように。私はまた明日から自分に問いかけながら、お仕事を通して歩んでいきたい。