今日は仕事でした。そして、今日は私が手を引きますと話していた問題に手をつけてきた。何で手を引くと言って手を出したのかと言えば、理由は簡単で誰もやらなかったからだ。


私がやらない事に腹を立てて上司に文句を言った奴も結局は理由を別な事にして作業完了としていた。問題点はそのまんま。応急処置に過ぎないものを放置しておく事は良くないし、かと言って手を出せば恨みを買いかねない。さて、どうしよう?と悩んではみたものの、「仕方ない。恨まれてもやむなし。やりますか。」で作業に着手することを決めた。


あらかじめ数度の調査を実施して作業手順を練り上げての今日でした。若手の育成をお題目に作業着手。分解したらチェーンが埃を巻き込んで巨大化してた。外して灯油につけて清掃を行う。歯車や稼働部も清掃。壁面のサビを落として防錆塗装。そして組み立て。一通り終えて、さぁ、動かそう!と試運転。あれ?動かない。


どういう事だ?状況を観察する。すると駆動装置は正常動作してたが、稼働部が動いてない。要は動力が正しく伝達出来てない状況が招いた故障である事が判明した。


私に文句言ってた方の見立ては脆くも崩れた。こんなもんよね。しっかり調べなきゃホントの理由なんてわかるもんじゃない。しっかり調べなきゃプロじゃないよね。とため息一つ。


さて、問題はここからだ。状況説明をどうするか?また、これで揚げ足とられて上司に文句を言いに行かれてはたまらない。一つ一つ選ぶ道間違えないようにしなきゃ。


彼らにも写真使って説明をした。詳しくは現場見てくださいと言葉を足して。まー彼らは見もしないだろうけど。


人なんてそうそう変わるものじゃない。やらないヤツには勝てないなーってのが今日の実感だ。不具合特定出来たから、今度は補修方法を検討しなくては。今回も不具合対応やりますとは言わなかった。状況説明をして対応が必要というところに留めた。あとはやるかどうかは本人達次第だし。


でも、やりはしないだろうってのが私の見方だ。仕方ないやりますか。と追い込まれるまでは放置しよう。ちなみに対応方法の検討は帰る前に基本方針は固まったけど、当然他の人には言わない。考えればいい。考えて状況改善するのに私じゃなければならない理由はないんだし。


私は出番があるかどうかはわからないけど、材料探して不測の事態に備えようと思ってる。あーホント人間関係めんどくさっ。お仕事来てるんなら少しはやればいいのに。でも、誰もやらないならやるけどさ。