朝が来て目が覚める。日差しが早く出てくるようになってきたなと感じるのと、冷え込みが弱くなってきた事で朝もそこまで辛くもない季節になってきた。

相変わらず我が家の子供達は寝てたけど、それを起こして学校へ送り届けて今になる。ゴミも捨てた。よし、今日も朝のルーティンは終わり!これから先は自分の用事を済ます時間になる。

昨日は家内の病院への付き添いだった。今回で3回目の投薬の日。それはそれで慣れたものと言いたいところだけど、緊張はした。しかし、家内の頑張る姿はしっかり私には届いた。本人だって毎回不安はあるはずだ。具合良くないはずなのに、今日は朝から起きて子供達の準備を手伝っている。そして、私の用事にも付き合うつもりらしい。無理しなくていいのに。

それを言ったところで何かが変わるわけでもない。本人の気力があるのなら、黙って見てるのもまたいいのか?と思う。この後車を車検に持って行く予定だが、行く気があるならお店までだから連れて行こう。

どうやら代車に興味があるらしい。新しい車が代車に来ると言ってからはそれが楽しみらしい。もしもーし?代車ですから返しますよ?と思うけど、ま、それはいいや。

それが終われば多分、寝てるでしょうね。その間に私は自分の薬を薬局へ取りに行ったり、夕飯の支度したりするつもりだ。今日は大根の煮物を予定している。

よーく考えれば今日はひな祭り。そんな事も我が家には楽しむ余裕ってものがなかったな。雛人形すら出せてない。毎日職場と自宅の往復して家事して何が楽しいんだ?俺は。

治らない身体のために大学病院へ通院して何が楽しいんだ?周りから交通事故でお金もらえるんでしょ?と言われて何が楽しいんだ?俺。そんなネガティブな気持ちもある。

ま、そんな事はどうでもいい。現実変わらないんだし。諦めばかりが支配する。そんな中での家内の闘病も毎回振り回されてるなと振り返ってみれば思う。

私の入院中に手根管症候群で日帰り手術を受けた時もベッドの上で実家にお願いしてたっけな。子供達の事どうしようも出来ないから見に来てくださいと。退院後ももう片方の日帰り手術を受けたから、退院してすぐに家事に奔走してたよな。

仕方ないじゃないか。病気なんだし、治療が必要なんだし。毎回そのようには思うけど、結果毎回振り回されてるな。家族だから当たり前か。

今回も家内の実家からも言われてるし。「あら、大変ね。家族なんだから付き添いしっかりやらなきゃね。行かなかったら言われちゃうからね。」なんだそれ。親が代わってくれたって全然構わないんですけど?

今日は楽しいひな祭り。私は今日もやるべき事を済ます。愚痴も一通り吐いたしね。

私だってそんな健康体ではない。心療内科にだって通ってる立場なんだ。でも、それも言うのは諦めてる。自分の実家にすら理解されないんだから。

人なんて家族だとしてもみんな身勝手なもんだと思ってる。子供達だろうと自分の論理で動くもんだと思うからだ。でも、それは私も同じようにしてきた事なんだから文句は言わないし、言うつもりも頼るつもりもない。

つくづく書いてると寂しい奴だな。人間不信の塊だ。よーし、家事やるか。やらなきゃ誰もやらないしね。将来の孤独死のために頑張ってみよーっと。♪