おはようございます。
今日は息子の林間学校です。朝から早起きの息子。寝ぼけまぶたな私。息子の名前呼ぶと布団まで来てくれてハグしてくれました。ホント優しい息子です。

ほんのちょっとしたハグを幸せに感じる。当たり前になってた事故前。それはそれで幸せでした。

交通事故で運命が変わった。死にかけた私。医師に「よく死ななかったもんですよ。死んでても不思議じゃなかったですよ。」と言われてしまった。

そこからの入院生活は苦難と我慢の連続だった。家族に会えない事。大好きな子供と会えない事。娘の誕生日に事故を起こした事。全てが辛かった。

ベッド上安静。寝てる毎日。これがどんな事を引き起こすのかを私は知らなすぎた。また、教えてくれる人もいなかった。

病院って怪我の症状は教えてくれるけど、寝たきりになるとどうなるのかは教えてくれないんですよね。床ずれに関しては母が介護士だったので、聞かされてはいたけれど、まさか立って歩けなくなるとは思ってもいなかった。立ち上がるまでの段取りってものに意識がいかなかった私が悪いんだが、誰か寄り添って教えてくれる人が居てくれたら。とは今でも思う。

起き上がりがどれだけ大変だったか。リハビリ時間外も一人で黙々とやるようになった。ハローベスト着けてる患者が廊下の手すり捕まって動いてる事は看護師にとっては目が離せない存在だったかもしれない。迷惑だったろうなーって今更ながらに思う。

そして、その呪縛は今でも続いている。股関節の動きが悪い。足の裏側の筋肉が柔軟性失っているから固まってる。そして、筋肉が大幅に下がってる。

動けないから動かないといけない。動かなければもっと悪くなる。これが私の呪縛。多分、この事自体は間違えては居ないと思う。

夜勤入りの今日も朝から草取りしたりバタバタして過ごす。体は汗びっしょり。足も痺れるが、今日も動けた。長い時間は無理だけど、チャレンジはやめない。やめたら動けなくなる。

こうやって退院後も普段使いでリハビリをやる。症状固定と言われようと回復を諦めないでいたい。もちろん。私に携わって力を貸してくれた医療従事者への想いに応える気持ちもあるが、自分の事だもん。諦める訳にいかないのだ。

やるしかない。逃げられない。そうやって毎日呪縛に縛られて生きていくのだろう。