デジタル世代にはきついっス | 趣味なら本気で続けたい

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趣味のカメラと2人の娘の成長を綴るブログです。

今日は所持してる古いカメラについて語ります。

「いにしえカメラOM10」
PEN E-P3+M.ZUIKO DIGITAL17mmF2.8
(1/15s F10 ±-1/3 ISO1600)

オリンパスさんのOM10。なんと、30年以上も前に発売されたカメラらしい。

カメラに興味を持って、昔のフィルムカメラってどういうものだろうと思い、某オークションにて格安購入。

買ってみたはいいものの、自分はフィルムカメラというものに今まで全く触れたことがなかったので、フィルムの入れ方も分からずネットで検索しながら四苦八苦あせる

ようやくフィルムを入れ、とりあえずフィルム一本分試し撮りでパシャパシャカメラ


すぐに一本分撮り終えて、巻き上げしてカメラのKムラさんにて現像依頼。
ワクワクして、現像した写真を取りに行くと店員さんから聞き慣れない言葉が発せられた…。




「残念です。今回の撮影は"未露光"で、現像できませんでした。」

みろこー?なんじゃそりゃ?と思いながら、シャイな自分は店員さんに聞くことも出来ず、いそいそと店を出る。

後で調べてみると、未露光とはフィルムに光が当たってないことで、フィルムの巻き付けが上手くいっていないと起こることらしい。
巻き上げ時にスカスカしておかしいなと思ったら案の定だった。
フィルム初心者の自分は、初心者の典型的なミスをしてしまったみたいだガーン


後日、たまたまお義父さん(妻のお父さん)が、昔フィルムカメラをやっていたらしく、ご教授願ってフィルムの入れ方を一から教えていただき、今度こそは!と思い、またフィルム一本分をパシャパシャカメラ

今度は巻き上げも上手くいき、またまたKムラさんで、現像依頼。


ついに、フィルムで撮った写真たちと初対面!

ん、ピンボケばっかだ…ショック!

OM10は絞り優先のカメラで、室内で撮った写真は光量が足らずシャタースピードが遅かったのでピンボケで、外で撮った写真は、絞り開放で撮っていたから被写界深度が浅くピンボケになったみたい。
当時の自分はカメラの知識がほぼ皆無で、デジカメ撮影時もプログラムオートしか使ってなかったから、今考えたら当然の結果だ。

でも、たまたまピントがあった写真は、なかなか雰囲気の良いものが撮れたグッド!

これがフィルムカメラの味かぁ…と、ノスタルジーな気分に浸りながらも、現像代たけーなーと現実を見てしまう自分がいた…。


フィルム約24枚撮りに対して、フィルム代と現像代(同時プリント)は、デジカメに慣れてしまったデジタル世代の自分(そんなに若くはないが…)には、やはり高く感じてしまい、それ以降はフィルム撮影はほとんどしてないけど、フィルムカメラに触れてみて、絞りと被写界深度の関係とか、適正なシャッタースピードとか、いろいろ勉強できたので、とてもいい経験でしたグッド!


また、お金に余裕ができたらフィルム撮影に挑戦したいな(いつになることやら…)