さて、先日「もがれた翼 Part.21 ひとりぼっちの子守歌」が終演いたいました!
ご覧いただきました皆様、本当にありがとうございます!!
年々、テーマが複雑、且つ難解になっていき、役者・スタッフ共々、心身すり減らして作品と向き合ってきました。
今年のテーマ「特定妊婦」、この言葉が自体が世間には浸透していないので、なかなか初めて見てもらう人にはとっかかりが少なかったかと思います。
しかし、蓋を開ければ、実に身近な問題だと思います。
若年層の妊娠、そこに対する支援の在り方、皆さんの周りにも多いのではないかと。
そんな人、あんまり聞いたことないよ。
見たことないよ、という方もいると思います。
でも、作品の中でも描かれていたように「SOSの発信すらできない人への支援はどうすればよいのか」という問題があります。
もしかしたら自分の隣にもSOSを発せず、苦しんでいる人がいるかもしれません。
もしそれに気づいても、自分には何ができるだろうか、何もできないのでは。
その答えは僕もまだ全然わかりません。
10年以上も携わっているのに、未だにわからないことだらけです。
現場で働いている人でさえも悩みながら進んでいるのに、年に何か月かしか携われない僕がわからはずもないのです。
それでも、この劇を見てもらって、何かを考える契機にしてもらえたのなら、この劇の本意は少しでも伝わると信じています。
まだまだこの劇が担う役目は果たし切れていないと思います。
むしろこれからもっともっと大きな役目を果たしていくと思います。
なので、皆様ぜひこのお芝居を見続けていただければ、そして考えていただければ幸いです。
お芝居としても過去最高の出来で、こんなに感動したのは自分でもびっくりです!
後日、DVD化もするので、気になった方は是非チェックしてみてくださいね!
最後に役者・スタッフみんなで集合写真!!!
